みなさんこんにちは合格



あなたはメタボと言われていませんか?!

この頃お腹が出てきたな~と感じる方は要注意です!ドンッ



メタボメタボと言いますが、単に太っていることをメタボというわけではありません。



メタボリックシンドローム内臓脂肪症候群という意味で、

皮下脂肪ではなく、内臓についてしまった脂肪のことを言っています。


日本におけるメタボリックシンドロームの診断には、内臓脂肪の蓄積が必須条件で、それに加えて、血圧・血糖・血清脂質のうち2つ以上が基準値を超えていることが条件となっています。



必須項目 (内臓脂肪蓄積)
ウエスト周囲径*
男性 ≥ 85cm
女性 ≥ 90cm
選択項目
3項目のうち
2項目以上
1. 高トリグリセリド血症
かつ/または
低HDLコレステロール血症
≥ 150mg/dL

< 40mg/dL
2. 収縮期(最大)血圧
かつ/または
拡張期(最小)血圧
≥ 130mmHg

≥ 85mmHg
3. 空腹時高血糖 ≥ 110mg/dL


*内臓脂肪面積 男女ともに≥100cm2に相当


腹囲が大きくても、筋肉が多い場合や皮下脂肪が多い場合も

ありますので、その場合には選択項目が当てはまらない方もいるでしょう。


なので、内臓脂肪の割合が重要になってきます。


では、内臓脂肪がどのように身体に悪影響を及ぼしているのか

という話になりますが・・


選択項目にあるようにコレステロールや中性脂肪、血圧や血糖を

上昇させてしまい動脈硬化のリスクを上げているということにつながるというのはお分かりでしょう。



では、どのようにそのリスクを上げているのでしょう?



それは内臓脂肪の炎症が原因なのです!


前回もお伝えしたように内臓脂肪が蓄積し炎症がおきると、アディポサイトカインが分泌されます!



血糖値を上昇させるTNF-α

血栓を形成しやすくするPAL1

動脈硬化をおこすHB-EGF

などの悪性の生理活性物質が放出されて悪さをするのです(>_<)!


そこでですが・・

最近の理研の発表で、

内蔵脂肪には、その炎症をおさえている制御性T細胞(Treg)があり、その分化や増殖にはインターロイキン-33が必要であるということがわかったそうです!


マウスの実験では、内蔵脂肪の蓄積した肥満マウスでインターロイキン-33がかなり少なくなっていて、それに伴いTregも大幅に減ってしまっていて、高血糖がおきてしまっているということです(・∀・)


その肥満マウスにインターロイキン-33を注射すると高血糖が改善されたそうです✨


人間でも同じようなことが考えられることから、この発見が

肥満や2型糖尿病の病態解明や治療に役立つかもしれないということですアップ


とてもとても興味深いですね(^O^)✨


しかしながら医療の進歩も待つのも良いですが、、、

内蔵脂肪が減らすことで炎症がおきにくくなるわけなので

生活習慣を改善し、できる限り自分の力で内蔵脂肪を減らしていきましょう(^O^)♪


それではまた(^。^)✨