カジノ
巨大カジノを日本各地に作る「カジノ法案」が連休明けの国会で審議が始まるとのこと。
共産・社民を除くすべての党が賛成に回る見通しで圧倒的な数の力で成立するらしい。
そもそも政治の目的とは何か?
国をより良い方向へ導くのが政治だ。
では、カジノ=賭博を許可することが「良い国」に繋がるのだろうか?
カジノ=賭博をオープンにすることによるメリットは、巨額の税収である。
外国人観光客の増加をもたらし、関連する新しい雇用を生み出す。
しかし、そんなメリットよりも、失うものの方が大きいのではないだろうか?
勤勉な国民性。
かつてアジアの国々から「高徳国家・日本」と尊敬された、日本の誇り。
そういう「お金では測れない価値」が日本から失われていく。
そんな気がしてならない。
賭博って、そんなに国民が望んでいるのか?