四日市市長選挙 2012 ~候補者&公約(マニフェスト的なもの)を紹介~ | 戦ふ最前線DX Powered by Ameba

四日市市長選挙 2012 ~候補者&公約(マニフェスト的なもの)を紹介~

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明日から四日市市長選挙がスタートする。
投票は25日だ。


候補予定者は三人(本日現在/出馬表明している人の人数)。

伊藤まさし候補 新人
田中としゆき候補 現職
谷口りつ子候補 新人
※五十音順

伊勢新聞http://www.isenp.co.jp/news/20121117/news02.htm





以下、簡単に紹介(写真のクリックで政策が見られます)



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伊藤まさし候補予定者
新人として初挑戦。
無所属/みんなの党推薦

候補者になる前の主な略歴
・順天堂大学卒業
・八千代工業(株)に勤務
・NPO法人を設立(代表理事)
・大学駅伝コーチ
・大学/専門学校の非常勤講師
・陸上1500mで日本選手権出場経験あり





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田中としゆき候補予定者
現職として二期目の挑戦。
完全無所属(政党推薦なし)

市長になる前の主な略歴
・東京大学卒業
・内閣官房副長官の第一秘書
・市議会議員
・県議会議員
・テニスで中学時代に三泗地区大会優勝経験あり




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谷口りつ子候補予定者
完全無所属(政党推薦なし)

候補者になる前の主な略歴
・元宝飾店販売員(元保険外交員と表記する新聞もある)
※政策等は不明(申し訳ありません)
※画像サイズを調整できませんでした



なお、現段階で民主党/自民党/公明党は誰にも推薦や公認を出していない。
政党として推薦を出しているのは「みんなの党」のみ。



以下私の個人的所見を述べる。
※私の主観なので、正論である保証はありません。
判断はご自身の信念に基づいてお願いします。

新人の伊藤候補は四日市の財政運営に強い危機感を持ち、その改革を訴えている。
現職の田中候補は四日市の借金を217億円削減したという実績を強調している。
共に「財政」への危機感は共通しているのだと思う。
現実的にわずか三年で借金のほぼ一割近くを削減した現職に対し、その手腕を批判する新人が、選挙戦を通じてそれ以上の削減具体策をどのように説明できるのか、そこに注目したい。
又、大矢知中学校(仮称)の新設に関して、伊藤候補と田中現職の意見は正反対であり、伊藤候補は「白紙に戻す」と主張。田中候補は「進めていく」と主張。この部分は市民として大いに注目しても良いと思う(伊藤候補が「白紙」という表現にとどまり「中止」と断言していない点が気にかかるが)。
総評としては、田中現職の四年間は概ね「無難」な市政運営であったと思う。又、本人も自認する通り、こと財政に関しては驚異的なペースで借金を削減し、市の健全財政に寄与してきた。
ただ、借金返済は順調であるが、その影響で「新規事業」はほとんど見当たらない。あえて評価するならば「子供医療費の無料化」を小学6年生まで拡大したことくらいか。
対して伊藤新人は、その主張が従来の「公約」にとどまり、具体策が皆無に等しい。
自身が目玉にしている小学校の統廃合問題や前述の大矢知中学校新設に関しても「白紙にする」としか述べず「玉虫色」である。
ただ、「変えたい」という意気込みは感じることができ、若さに期待感はある。何をどう変えたいのかという具体策は選挙期間中に表明するのであろう。
谷口新人は、あまりにもデータが少なく、現段階で評価しがたいのでここでは割愛する。


みなさん、投票に行きましょう。




しかし、応援する候補者のいない選挙は暇で仕方がない。
民主党は候補者を立てて欲しかったでござるよ(´・ω・`)