救助

本州を中心に厳しい暑さが続く中、１７～１９日の３連休は各地で水の事故が相次いでいる。ＮＮＮのまとめによると、全国で１２人が死亡、２人が行方不明となっている。
(上記、どこかのニュースサイトから引用しました)

毎年水難事故で亡くなる方が大勢いる。

私には、以前ダイビングショップでガイドというかアシスタントのような仕事を一年くらいしていた過去があることは、以前のブログやオフィシャルサイトには何度も書いたことがある。
と言っても本職ではなくアルバイトであるが。

ダイビングである程度の上級カードを持っている人なら判ると思うが、指導者になっていく過程で教えられることの一つに、「溺れている人を助けるときは、自分の安全を確保してから」というのを徹底的に教え込まれる。
一番理想的なのは、陸の上から物を投げたり棒を出して救出する方法。
自分が水中に入るときには、救命衣を身に付けて入ること。
両方無理なときは、相手が溺れて意識を失うのを待ってから救助すること(すぐに蘇生対応が取れるという前提で。5分以内なら高確率で蘇生が可能だから)。

しかし、現実的にそういう対応が取れるだろうか?
毎年、家族や友人を助けるために命を落とす方がたくさんいる。
私も、息子が溺れていたら何も考えずに助けにいくだろう。



それが人間だ。