例年より遅い梅雨入りを迎え緑も潤い映える今日この頃。如何お過ごしですか、
もろおか整形外科の諸岡です。
「梅はその日の難逃れ」と言われています。昔、旅人は熱病(風邪)や風土病にかからぬ様、梅干しを薬として携帯していました。朝外出前に梅干しを食べると病気の難を免れると言うことわざです。平安時代の書物に京都で疫病が流行した時、天皇が梅干しと昆布茶で病を克服したと言う話も残っています。
実際現在医学でも
1、抗菌、抗ウイルス効果。腸内での病原菌の繁殖を抑え整腸作用、免疫力増強し夏バテ予防する。
2、疲労回復、老化予防。疲労の原因乳酸を排出するクエン酸他、ポリフェノールを多く含む。
3、血圧上昇抑制。血圧上昇ホルモンの働きを抑制し動脈硬化も予防する。
4、骨を丈夫にする。体に吸収しずらいカルシウムをクエン酸が吸収促進する効果。
他にも多くの効能が解明されている日本人のスーパーフードです。
夏場のお弁当は傷みやすいから梅干しを入れて、
強い陽射しを避け熱中症の早期予防を心がけて過ごして行きましょう。