ウェア・アー・ユー・ゴーイング,カミング・ホーム | モロコシボックス

ウェア・アー・ユー・ゴーイング,カミング・ホーム

今回は

超時空世紀 オーガス から

MODEROID オーガスです。

GOOD SMYLE COMPANYのプラモデルシリーズ MODEROIDからオーガスが登場!

「超時空世紀オーガス」は1983年のロボットアニメ。オーガスは このアニメ作品の主役機でした。

今回紹介するものはパチ組みしてシールを貼ったのみ。足の中央部のみ黒で塗りました。


◼︎オーガス オーガロイド


オーガスのヒト型戦闘ロボット形態。

曲面主体のデザイン、末端肥大のシルエットが特徴的です。

人体の構造から外れた体型が格好良い!

頭部カバーのアンテナや脇腹に配置されたスラスターが たまらなくツボです。


「オモチャ売り場で子供が見て怖くて泣いたのを見て、デザイナーが売れないのを確信した」と言うエピソードが有名な頭部ですが、決してそんな事は無く クールで格好良いデザイン。

なんとなく鳥を思わせるデザインなのも良いですね。


可動

頭部:前後スイング+ボールジョイント、上下左右可動

肩:前後スイング関節+前後左右可動

上腕:横ロール

肘:90度以上可動

拳:ボールジョイント


股の開脚は↓の程度。


股関節:前後左右可動

膝:90度可動、付け根 横ロール

足:上下可動+ボールジョイント


上記の可動範囲でポージングが可能。

可動範囲は かなり優秀。


腕にはミサイル・ガンを装備可能。


拳は通常手首の他


一回り小さい拳の変形用手首

開き手が付属。

変形用手首は、実際通常手首でも変形に支障はきたしていないし、なんならタカトク版の雰囲気に近くて良いじゃん と感じたので、以下のレビューでは使用していません。


腹部にはオーガロイド時の姿勢保持パーツを取り付けられます。


姿勢保持パーツは無くても問題なく弄る事が出来ます。

付けたり外したりが面倒なので、このレビューでは使用していません。


オーガロイドから変形!


頭部カバーを閉じてアンテナを立て、拳の向きを変えます。


肩を基部から後方に可動。


膝を逆関節に曲げ、足先を倒します。

脚の側面を展開し、コクピットカバーの上部を開き、ミサイル・ガンを取り付けて完成!


◼︎オーガス タンク


オーガスの池上走破形態。

シンプルな変形ですが、半ば強引に「SFホバータンクです!」と押し切るデザインが最高!

オーガスの各形態の中で、最も好きな形態です。

タカトク版に存在したコロ走行用のタイヤはオミットされているのが残念。


別形態に変形!

オーガスはオーガロイドに戻し


頭部カバーを閉じ、拳の向きを変え


頭部を収納し、腕の向きを変えて拳を収納。


背中カバーを胸部に被せます。


脇腹のスラスターの位置を下げ


背面に


腕を回します。


肘を折り曲げて、腕の基部から向きを変えます。


腕部の基部から上方向に可動。


腰のスラスターの基部を引き出します。


正面に向きを変え


上半身から後ろに倒します。

この時スラスター(主翼)の向きも変えて流しておきます。


主翼の位置を機体上部に逃して定位置にします。


脚を後方に可動。


コクピット上部を引き出します。

コクピットの上下のカバーを開いて ミサイル・ガンを取り付けて完成!


◼︎オーガス フライヤー


オーガスの飛行形態。

虫のような曲面的なデザインが非常に特徴的です。

設定的にランディングギアが無いのが残念。


更に別形態に変形!

オーガス フライヤーから


オーガロイドに戻す手順で変形。

上半身を立て

腕部を

中央に来るように変形させ

正面に向け、股関節を左右に引き出します。

上半身を倒して、腕を脚の間に潜らせます。

主翼を機体上部に移動し、コクピットカバーの上下を開き、脚を逆関節にし ミサイル・ガンを取り付けて完成!


◼︎オーガス ガウォーク


オーガスのメインモードとも言えるガウォーク形態。

やはりガウォークは格好良い!

フライヤー形態から ただ脚を展開しただけではなく、腕部の位置がフライヤー時と異なる点が素晴らしい。


付属する見栄え用コクピットパーツを取り付けられます。


また、股関節にも見栄え用カバーパーツを取り付けられます。


以下、適当にアクション。

オーガス タンク、めちゃくちゃ好きです。

格好良い…










MODEROIDオーガスのレビューでした。

往年の名作ロボット・オーガスが現代の技術でプラモデルとしてリメイク!

組み立て時間は3時間ほど。

細かいパーツも多く、慣れない人が作ると結構苦労するかも と言う印象。

難点として感じたのは、アンテナが細すぎて折れやすいと言う事。ランナーの都合でスペアが有った為、根本を削って対処しましたが まさか変形の都合上動かさなきゃいけないパーツが捩じ切れるとは…

他にも「変形ギミックを考えて、組み立てる途中に軸を削ったりシリコンスプレーを事前に吹いておかなければならない」と言う点。

プラモデルを組み慣れてる人でしたら、組んでる途中で勘付く所ですが、ちょっと手間かな と感じました。

腕周りの変形が、タカトク版と比べると「無駄に複雑化した」と感じてしまうのもマイナス。


良点としては 何よりアニメのイメージ通りのプロポーションの良さ!

私はアニメOPの最後の格好良いイメージが印象深いなと感じていましたが、正にそのイメージ通りのビジュアル!

アレンジの具合もちょうど良く、メカメカし過ぎず しかしシンプル過ぎず、良いアレンジデザイン。

可動範囲も素晴らしく、思い通りの格好良いポージングが出来るのもグッド。

今回特に素晴らしいと感じたのは「ガウォークモードが格段に格好良くなった!」という事。

逆関節の鳥脚がしっかり決まるのが とても良いですね。

往年の名作玩具が現代の技術でリメイクした、完全変形も楽しい とても良い玩具です。








◼︎オマケ

おまけの比較。タカトク版のオーガスと。

オーガロイド形態で。

今回のリリースで久々にタカトク版を引っ張り出したら、タカトク版は意外にも青いと言うことに驚きました。


タンク形態で。

タカトク版のオーガスは意外にも角があるデザイン。並べると造形面での違いが面白いです。


フライヤー形態で。

タカトク版の方が、より 虫っぽい印象。

MODEROID版は主翼にミサイルや武器を懸下出来るのが嬉しいですね。


ガウォーク形態で。

MODEROIDは映像のイメージ通りの角度のキツい鳥脚に出来るのが嬉しいです。

脚を基部から左右に開けるのも技術の進歩を感じます。