プレシャス・パッショネイト・ザット・バーンズ・ホット | モロコシボックス

プレシャス・パッショネイト・ザット・バーンズ・ホット

※追記 2023/02/24 ちょっと塗装したので合体状態他、いくつか写真追加しました。

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今回は

勇者エクスカイザー から

巨大変形 ドラゴンカイザーです。

1990年放送の「勇者シリーズ」第1弾の「勇者エクスカイザー」に登場した2号ロボ、ドラゴンカイザーのDX玩具です。

発売はタカラからでした。

今回紹介するのは中古で入手したモノの為、シール剥がれやメッキ剥がれが有ります。


◼︎ドラゴンジェット


エクスカイザーが異次元から召喚する巨大ジェット機型支援メカ。

ギリギリ飛行機に見えるアニメ的なSF感のデザインが とても良い!

転がし走行が可能。

MPシリーズではエクスカイザーのカーモードによる牽引が出来ましたが、DX版では不可。


武器の剣が余剰パーツになるのですが、機体下部に懸架する事が出来ました。


また、ロボ時の胸パーツも余剰パーツになるのですが機体中央部パネル裏面に取り付ける事で余剰を無くす事が出来ます。


ドラゴンジェットが変形!


全体を立て


機首を背面に畳み


脚カバーを開いて膝を露出。


胸カバーを閉じ


胸の装飾パーツを取り外し

胸の装飾を向きを変えて取り付け、腕のキャノンの向き変えて完成!


◼︎ドラゴン

ドラゴンジェットが変形した自立型支援ロボット。

玩具では変形への途中状態といった所です。


更にエクスカイザーとコンビネーション!


ドラゴンの胴体前部をガバッと開き


エクスカイザーを収納。


カバーを閉じ、胸の装飾を


上げる事で胸のドラゴンの眼を出して完成!

「フォームアップ!ドラゴンカイザー!」


◼︎ドラゴンカイザー



四角いパワフルなプロポーション、胸の龍の意匠が格好良い!

肩にもドラゴンが掴み掛かった様な意匠があり、「ドラゴン」感を押し出してるのが良いですね。

劇中に比べるとかなり逞しいのですが、これはこれで2号ロボの玩具的でワクワクします。


格好良い頭部。

逞しい身体に対してシュッとした顔なのが良いですね。


可動は肘のみ。クリック関節です。


付属する剣を持たせる事が出来ます。


剣は余剰になりますが、背中にマウントする事が出来ました。


腕についたドラゴンキャノンは手に持たせる事も可能。


胸の飾りはドラゴンアーチェリーとして手の甲に取付けられます。


玩具上のフル装備!


キングエクスカイザーとドラゴンカイザーが合体‼︎


キングエクスカイザーは



羽を下ろして爪先の向きを変えて準備完了。


ドラゴンは


ボディ、背面パーツ、ドラゴンキャノン、胸飾り、頭部をバラします。


武器の剣と胸の装飾パーツを


合体させます。


ボディは更に4パーツに分離。


胴体は


胸パネルを開き


腕を畳んでジョイント。


前後を返し


肩にドラゴンキャノンを取り付けて腕部パーツに。


キングエクスカイザーに脚パーツを合体。


脚パネルを上げます。


キングエクスカイザーに腕部パーツを合体。


ドラゴンカイザーの背面パーツを胸に合体。

ドラゴンジェット機首内部から出したヘルメットを被せて完成!


「超巨大合体!グレートエクスカイザー‼︎」

◼︎グレートエクスカイザー


か 格好良い〜‼︎

追加パーツが付き、派手になった胸のライオンのタテガミ、パワフルになった手足、ボリューミーなシルエットが とても格好良いです。

派手になりすぎず、意外にもスッキリまとまっているのも良いですね。

各部のパーツはしっかりジョイントされており、グラつきや不安は全く有りません。

胸の意匠が合体後に追加パーツで強化されると言うのは後にバトルボンバースーパービルドタイガースーパーライナーダグオンに引き継がれていく事になりますね。

※追記

アニメ設定画に近づけて前腕部を白く塗装しました。

他数枚塗装後の写真になっています。


パッケージの箱絵は玩具基準で描かれているのもグッド。

アニメ設定画のイメージも残しつつ、玩具の力強さも出ている 非常に格好良いパッケージアートです。


力強く 格好良い頭部。

強化ロボらしい派手なツノ飾りが良いですね。


可動は肘の可動のみ。クリック関節。

キングエクスカイザーと同じく股の開閉も可能。


肘の「可動」のアイディアが中々面白く


実は曲がってるのは「拳がついた肘カバーだけ」であり、キングエクスカイザーの腕部を内包した腕部自体は垂直のままなのです。

こういう「見立てを利用した3次元の嘘」のアイディアは秀逸。

非常に関心しました。


武器のグレートカイザーソードは手に持たせられます。

劇中より小振りですが、中々格好良いです。

鍔の部分にドラゴンアーチェリーが付いたビジュアルはアニメ劇中とは大きく異なりますが、玩具らしい見た目でワクワクします。


以下、適当にアクション。


ドラゴンジェットが とにかく格好良い…!



「サンダーアロー!」

なんちゃってですがサンダーアローも再現出来ます。


ドラゴントンファーもなんちゃってで再現可能!


ドラゴンジェットがキングエクスカイザーをサポート!




「サンダーフラッシュ‼︎」


敵を一刀両断!


メットを外せば最終回でのマスクオフの雰囲気を味わえます。




DXドラゴンカイザー / グレートエクスカイザーのレビューでした。

難点として感じたのは、(散々言われ尽くされていますが)ドラゴンカイザーが強化パーツになってしまっている点。

これは勇者シリーズ初の強化合体という事で、ノウハウがまだ確立していないと言う要因の為ですが、ドラゴンが基本的には唯の箱で、更に手が着いてロボット、羽を広げてジェット機になっている と言う印象。

キングエクスカイザーに比べると、単体での面白みに欠けます。

そしてオフィシャルでは胸飾りの弓と剣が余る点。

これには驚きました。そりゃ中古で出回ってるヤツは大体これらのパーツ欠品だよな と納得です^^;


良点としてはまず、大型ジェット機形態の格好良さ!

「箱っぽい」と上記しましたが、この四角いボディに機首と羽が付いたジェット機と言うのが、如何にもロボットもののSFジェット機!という感じで最高!

シンプルな変形ですが、転じて変形させやすく ストレス無く変形させられるのが良いですね。

その中でも胸パネルや脚パネルを展開したり、なるべくシルエットを変える、変形の楽しさを盛り込むと言う気概を感じれるのがグッド。

合体の為に内部が空洞になってしまう所を、エクスカイザーが内部に合体するギミックを活かして ドラゴンカイザーはキングエクスカイザーとは少し異なる合体ギミックになっているのも楽しいです。

そして何より1号ロボのキングエクスカイザーとの強化合体ギミック!

腕や脚にカバーが被さる事でビジュアルを変える合体ギミックは勇者シリーズでは唯一無二となり、今触ると凄いアイディアだ!と感心します。

また、キングエクスカイザーには過剰のパーツが被さった合体ギミックの割には 意外にもプロポーションが良いのも感心します^ ^

TFシリーズから昇華し、「勇者シリーズ」となって初の合体強化ロボ。ギミック面やデザインで まだ洗練されてない部分は有りますが、触っていて 後のシリーズの礎となる要素を体感できる感動が有りました。

2019年にキングエクスカイザーを手に入れてから4年…。栄光の勇者シリーズ第1弾の主役ロボと強化ロボが揃い、感無量です。








◼︎オマケ

おまけの比較。

ドラゴンカイザーとツーカイオー カッタナー

ドラゴンカイザーはこれまでの平均的な戦隊ロボより少し大きい程度のサイズ。


ドラゴンカイザーとコリトイのグランデボンで。

大体似た様な大きさ。

これを見て感じたのですが、エクスカイザーやドラゴンカイザーが韓国ロボット玩具の大きさの基準になってる?


2022年の戦隊ロボ、DXドンオニタイジンとグレートエクスカイザーで。

かなり大きいと感じたグレートエクスカイザーですが、ドンオニタイジンとそんなに変わりませんでした…。笑


2021年の戦隊ロボ、ゼンリョクゼンカイオーとグレートエクスカイザーで。

こちらも 大体同じ位の大きさ。

じゃあそんなにグレートエクスカイザーは大きくないな〜


…ってバカ!十分大きいわ!

ここ数年は巨大な玩具が増えていて 感覚が麻痺しそうになりましたが、グレートエクスカイザーは十分 大きい玩具です。