ロータス | モロコシボックス

ロータス

今回は
五星戦隊ダイレンジャー から
DX超気殿獣ダイムゲンです。
今回紹介するのは、甲羅に付いている金メッキされたパーツが一つ欠品しています。

■気殿獣 ダイムゲン



ダイムゲンはダイレンジャー七人目の戦士で有りながら、気殿獣という、特殊なメカです。
「亀男」という人間の姿を持っていますが、ヒーローとしての姿は無く、ダイレンジャーと共に戦うときはこの気殿獣になります。
玩具としては、過去の戦隊シリーズにおける「母艦」を意識した、所謂「基地ロボ」です。
メカニカルな亀の見た目は陸ガメっぽく、長い首にリアリティが有り、非常に格好良いです。^^
背面のブースターが全てシールなのが残念です。
四肢の底にはタイヤがあり、転がし走行が出来ます。

身体の側面に付いている2門の大気力キャノンは上下に可動させられます。


首は上下に可動。


口は開閉する事が出来ます。



頭部もかなり陸ガメっぽさが出ていて格好良いです。

変形ギミックの都合上、首はひっこめる事も出来ます。


背中の甲羅は展開させる事が出来ます。

中は気のプールで満たされていて、傷ついた気殿獣を癒す事が出来る、という設定になっています。

この状態では気殿獣状態のウォンタイガーを収納出来ます。

両肩の気殿宝珠と尻尾の黄金剣は外さなければなりませんが、内部の空洞に入れておけるので、紛失防止になります。

ダイムゲンも龍星王やウォンタイガー同様、変形する事が出来ます。







「ダイムゲン、超武人変化!!」

■気殿武人 ダイムゲン



変形は単純ながらも、ただ起き上がらせただけでは無く、亀の後肢の変形や大気力キャノンの腕部への変形など、面白みの有る変形をします。^^
甲羅のモールドが胸部、腹部、腰になっているのが格好良いです。



如何にも「基地ロボ!」というデザインがたまりません。笑

■可動
可動は腕のみ。

巨大な基地ロボは腕だけ動けばもう十分!^^

腰部にはスイッチがあり

Aのスイッチを押すことで砲撃音、Bのスイッチを押すことで鳴き声が鳴ります。
2つのスイッチは共に、押すことで腹部の宝珠が発光します。

大きい本体に相応しい爆音で音が出ます。笑
夜は押せません。笑

胸部は気殿獣時と同様に開閉可能。


この形態では武人形態の龍星王、ウォンタイガーを格納できます。



龍星王を入れると、中がスッカスカですね。笑

以下、ほんの少しアクション。


「ムゲン砲!!」






ちなみに大連王と大きさ比較。

ダイムゲンは十分巨大なのですが、それにも負けない大連王です。笑

ダイレンジャーの恐ろしい所は、6体合体はありませんが、7体合体はあるのが恐ろしい所。笑
龍星王、星獅子星天馬星麒麟星鳳凰天空気殿に。


ウォンタイガーは上記したように、気殿獣形態でダイムゲンの内部に。


大気力キャノンに6人のダイレンジャーフィギュアを立たせ


「七星合体!!! 重甲気殿!!!!」

■重甲気殿



まさかの7体合体。笑 「ロボ」の形に囚われない形態というのがとても良いです。^^
この形態の為に、欠品していた天空気殿用の台座を必死で探して入手しました。笑
2016年現在、これに似た形態を持つ戦隊ロボはいません。笑
ダイムゲンの甲羅には凹みがあり、天空気殿のタイヤをホールドしてくれています。
必殺技は「重甲気殿・大圧殺」
気殿飛翔棍をプロペラにして上空高く飛び上がり、その後 落下して押し潰すという、非常に説得力のある技です。笑

ウォンタイガーの「合体してる感」を出す為に甲羅を開いてみました。

しかし、この状態では非常に安定が悪いので、私としては「無し」だなと。


DXダイムゲンでした。
私にとってあこがれの基地ロボの一つであるこの玩具を手に入れた時は本当に感無量でした。
龍星王、ウォンタイガーの収納ギミックは、やはり燃えるものがありますね。
重甲気殿形態は、前年の獣帝大獣神を引きずっている部分もありますが、大連王にも牙大王にも合体せず、それぞれの気殿獣が合体する最終形態というのが、今でも他に類似するものが無く、他の追随を許さないあたりがダイレンジャー独特の魅力の一つだと思います。
それに、地が巨大な亀、その上には神話の聖獣で、しかもそれが「雲」をイメージした形態になっている=天を表している、この形態はこれ一つで宇宙を表している…というのは拡大解釈ですが、まるで仏教やヒンドゥー教の世界観をそのまま立体化した様で、そこも気に入っています。^^