イッツ・スーペリア・トゥ・ア ブレイド・ウィズ・ユー | モロコシボックス

イッツ・スーペリア・トゥ・ア ブレイド・ウィズ・ユー

今回は
五星戦隊ダイレンジャー から
DX龍星王です。

■気殿獣 龍星王



龍星王は地球の大自然が生み出した気殿獣という、メカと動物の両方の要素を併せ持つ存在。
玩具は東洋の「龍」っぽさを見事に再現。当時はこの「細長い龍」に変形する玩具としてはとても画期的だったと思います。そして今現在も その特異性は不変のものだと思っています。
もう、問答無用の格好良さ!
手に入れたのは確か去年でしたが、その時点で前の持ち主によってユーザーシールが張られていました。今回紹介するのは一部パーツ欠品。
転がし走行が出来ないのが唯一残念です。

口は開閉可能。



頬の所の模様が「15」に見えますが、ダイレンジャーは「バトルフィーバーJ」から数えて15作品目なのです。もしかしたらデザイン的にそういう意図があったのかも知れません。

前肢、後肢は上下に可動させる事ができます。


頭頂部には劇中通り、付属するダイレンジャーフィギュアを立たせる事が出来ます。


そして龍星王は変形する事ができます!


頭部と尻尾は一度取り外します。
















胴体内部にリュウレンジャーのフィギュアを乗せ…


変形させた頭部を合体!


「武人変化!龍星王!!」
■気殿武人 龍星王



面白いパターンの変形をします。「東洋の龍」からの変形パターンを確立させたと言っても過言では無いでしょう。
プロポーションは良く、当時(1993年)では珍しく「戦隊ロボ」でハの字立ちが出来ます。
93年時点では唯一のハの字立ちが出来る戦隊ロボなのです。
ちなみにデザインモチーフは孫悟空。「中華感」を出すためだそうです。
7話までダイレンジャーの5人が乗って巨大戦をしていました。



戦隊ロボらしく端正な顔立ち。
大きめの目が「子ロボ感」を出していますね。

■可動
肩:前後左右可動、クリック関節
上腕:横ロール、クリック関節
肘:90度可動、クリック関節
拳:開閉可能

拳は変形ギミックの恩恵で人差し指 中指と、薬指 小指のペアづつで可動します。

腿:横ロール、クリック
膝:45度程度可動、クリック関節
脚:上下可動、クリック関節

…と、当時の戦隊ロボにあるまじき可動範囲を誇ります。
すべての関節にクリックが入っているので倒れたりする心配がなく、安心です。^^

手には武器の気殿飛龍棍を待たせる事が出来ます。

本来はこの武器は2パーツ構成で、同じものがもう1個あり 長物の武器なのですが、片方は欠品。
劇中ではこれをグルグル回しながら的に攻撃する姿が印象的でした。

以下適当にアクション。






「大風車切り!!!」




DX龍星王でした。
ダイレンジャーは今でも大好きな戦隊で、この龍星王は子供の頃からずっと格好良く憧れのオモチャでした。
17歳位から玩具の収集をするようになって去年、ようやく手に入れる事が出来ました。
本当に嬉しくて格好良くて興奮してしまいました。^^;
それからようやくレビューに至った訳なのです。
とにかくこの玩具最大の魅力は完璧な「東洋の龍」形態からヒト型への変形です。
93年当時の子供の私ははどう変形しているのか、全く解らなかった記憶があります。笑
西洋のドラゴンから変形するロボットは数居れど、東洋の龍から変形するのはこの龍星王、ダイノゾーンのギガノドラゴン、FFR龍騎しか居ないのでは無いでしょうか。
件の変形ギミックも非常に解りやすく、しかもガラッとイメージを変えるのでとても楽しいですし、可動箇所が多いのも魅力的です。
それにしても格好い。私の思い出と「ダイレンジャー」が大好きな想いが集約されている玩具です。