モロッコの今の場所に落ち着いて約3年。
普段から見ているので、慣れっこになってしまった、標高4000Mを超えるモロッコを南北に横たわる山脈アトラス。
こないだ、日本から訪問してくれた人に、アトラス山脈には神が宿っていますねえ、
と言われて、「ふむ、そうだな。アトラスってのはそもそもギリシア神話の巨神アトラスに由来するし、こんな半分土漠のような土地ばかりのモロッコで、雪を頂き、その雪解け水が緑が大地を潤してくれるし、アトラスがあるおかげで砂漠の熱風が届いてこないから、アトラス様様だなあ」と気づかされました。。
そして、このアトラス、モロッコからなんとチュニジアまで伸びているとは。
で、ベルベル語話者が多い町に住みながら、今まで知らなかったのですが、ベルベル語で山をAdrarというそうです。まさにアトラスではないですか!
さすが、アトラス山の原住民とよばれていたベルベル人、彼らにとってヤマはそもそもアトラスだけですからアトラスと呼ばれるようになったも納得。
こういう事も、普段モロッコに暮らしていると身近にありすぎて気が付かなかったり、
興味をなくしたりするのです。だめですねえ。
神聖宿ってますよねえ、と言われてから、以後、私はアトラスをみると「ありがたや~神がいる~」と思うようになりました。
先週末からモロッコは寒波が戻り、1週間ほどまえの暑さが嘘のよう。
またアトラスが真っ白になりました。
真っ白になるとますます神々しいアトラス、横目で拝みながら、マラケシュまで走ります。


