安曇野よりドライブの一人旅

昨日は上伊那の飯島町、千人塚公園に向かい

写真の城ヶ池のほとりにある

カフェギャラリー小蕪亭さんで行われた

ウォンウィンツァンさんの

ピアノコンサートに行きました


申し込み時にオーナーさんから30分前には

到着していてくださいと言われていたので

ドアを開けたのですが



私が1番目だったようで

スタッフの方も慌てて用意されて

好きな場所に座ってもいいのですか

と聞きながら、ピアノの横の

窓が空いている席が、パッと目に入ったので

ここがいい、と思って座ると、その後

続々とお客さんが入って来ました



あっという間に席は埋まり40人くらいかな

人混みが苦手な私には

窓辺の空気の通り道が必須なのです

演奏開始時に窓が閉められない事を願って


風は通るしウォンさんの手元もよく見えるし

私は講演会など興味のある事ならば

必ず、その人の近くに座ります


どんなオーラを放っているか感じたいから

近くにいると交流が起きるので

離れても会話ができれば交流は起きますが

せっかくの機会を逃したくないからね


拍手の中、ウォンさん登場しました

背中を見てる角度でしたが

初めての方は手を挙げて、とウォンさんが

言いながらニッコリと振り返ったので

初めまして、と挨拶ができました


皆さん何かリクエストがありますか?

女性が7割ほどでしたが、男性が手を挙げて

運命と絆、と、ふるさと、をリクエストし

最初の演奏が始まると、昨日書いたように


ウォンさんの手がピアノの鍵盤を

まるでヒーリングしてるようで

同時にご自身もヒーリーング状態になってる

これで瞑想のピアニストと言われるのか


最初の音からヒーリング作用が強く乗った

音が届くのです、1秒でジワっと心に響き

同時にビリビリと体感しました


次々とリクエストに応えて演奏が続きますが

常連さんはウォンさんの曲を全て知っていて

雨降りお月様、のリクエストがありました


ウォンさんは日本の童謡も演奏されていて

曲のアレンジがとても心地良いのです

ここで、私の中でパッと浮かんだの

しかし、この曲がウォンさんの曲にあったか


その時、ウォンさんが、さぁ皆さんもっと

無茶なリクエストをどうぞっ、と言いました

チャンスっ、後ろでハイと手を挙げた私に

気づいてくれました


五木の子守唄!、と私が言うと

ウォンさんに、どんな曲だっけ?と聞かれ

わかんないんです、誰かわかりますか?

自分でリクエストして、五木の子守唄を

全く思い出せないのです


会場のどなたかが即、口ずさんでくれました

これでいいかな?と言ってウォンさんが

弾き始めた、五木の子守唄


音の響きと、途中からのアレンジが感動的で

急に涙が溢れ出てきてしまいました

止めようもないので、そのまま涙ダーダー

特に意味はありません


演奏が終わるとウォンさんが振り向いて

涙の顔で感動です、ありがとうございます

これが、1番わかりやすい姿です


前半終了この後、休憩タイムに、、、

カフェからの野草茶とクッキーを頂き

人混みから離れようと私は一人でテラス席へ


この時も誰もまだテラス席に気づかないので

最初は私だけでしたが、女性が一人現れ

隣の席に座ると、次々と他の人も来ました


マスクをした、この女性

真面目そうで、もの静かな印象です


私は初対面の方でも基本、相手に合わせて

話すので、どちらから来たのですか?

と聞かれてから、安曇野市ですと答えて

会話が始まりました


私がピアノを聞くのは初めてで

普段はロックを聞くタイプですと自己紹介

あとは先程の五木の子守唄で他の人よりも

少し目立っていたのかもしれません


もの静かな女性がこの後

自然と自分の事を話してくれて

私は特に質問をしてないのですが


たった5分の会話で目の前のこの女性は

涙を浮かべることになります


こうして時々、いきなりなのですが

心に触れさせてもらう流れが起きて

必要な事だけを、ほんの一言

お伝えするのです


いきなりお伝えしても、その方の奥にある

気づきを促す事柄なので

腑に落ちて、涙が出るようです


5分ほどのセッション状態

テラスでは他の方も立ってお茶を飲んでます

座っているのは、最初に来た私達二人だけ

椅子は、二つしかなかったのです


目の前に人がいても

ここだけが違う空間になっている


心に触れるセッション状態は

見知らぬ方にでも

必要があれば、よく起きます


私も、やろうとしてるわけではなく

動かされて、こうなるので

不思議と言えば不思議です


出会った人、全ての人にこの現象が起きる

というわけでもなく昨日も高見石の頂上で

男性と会話し下山時にその方と又すれ違い


私が高見石で休んでいた間に、この男性は

白駒池まで往復して高見石小屋で

泊まるそうで、もしかして2往復?

今夜、星が見えるといいね〜

と普通の会話だけでしたが

元々、知り合いのような感覚でした


この世で、出会う人

皆んな、ご縁のある人ですからね

不思議ではありません


テラス席で出会った彼女が、不思議そうに

ありがとうございます、と涙して

この感謝の気持ちをもっと伝えたい

と言うので、名刺代わりに

私が、ブログを書いてる事を話して

安曇野のチカで検索してみてねと言いました


読んでいただくことで、何を伝えたいか

伝えた事が、どこからの声なのか

理解が深まると思うのです


ご縁は面白いね〜彼女はピアノを弾く人で

私はピアノ、チンプンカンプン

でも違う感覚で捉えたウォンさんのピアノの

感想を意見交換したことで流れに乗った

ショートセッションでした



コンサート、後半、席に戻ると今度は

お隣の席の女性に話しかけました

先程はお茶のお給仕ありがとうございます


カフェの常連さんでお手伝いしてたとの事

ウォンさんのコンサートがいつから始まって

これまでの様子など詳しく教えてくれました


後半の演奏が始まりアンテナが立ってた私は

情報を聞くことで、他の事もキャッチして

ぼそっと呟きます


それを隣で聞いてた、この女性が驚きもせず

納得されていたので、小さな声で伝えます

演奏を聞きながら受信も同時進行で

私は何してるんだと思いながら


後半の曲は、新曲だったり

ウォンさんが即興で演奏する瞑想曲でした

全身で演奏されるウォンさんの姿を

近くで見ることができて感動しました


隣に座った彼女のおかげで、この後

ウォンさんとお話しできたり

カフェのオーナーに一言だけお伝えしたり

ウォンさんの素敵な奥様ともお話しできて

ピアノの横で森を思わせるアレンジメントも

奥様がセッティングされたそうです


この旅のメイン

やっぱりピアノコンサートだったのかぁ

コブ太郎じゃなかったわ


二日間のドライブの旅

県内の身近な旅でしたが

見た景色は、どれも新鮮でした


実は、快適な樅木荘の宿泊でしたが

トレッキングの刺激のせいか

肉体は疲れていたのに、殆ど眠れず

場所が変わると眠れないという

いつものパターンです


昨夜は自分の布団で爆睡、すぐ朝が来て

それだけでなくピアノヒーリングの効果か

起きたら全然違うのです、全身、軽いっ



帰ったら暗闇の庭でしたが出かけていた

2日間でアジサイが咲いていて驚きました

気温が高かったものね

たった2日間なのに浦島太郎モードです



コブシの樹も生い茂り、今朝の雨

少しだけ雨宿りができるようになりました


雨宿りしながら、幹を握って揺らすと

雨粒が落ちてきて雫を浴びながら喜びます

雨宿りの意味があるのか、矛盾してる?


体感予想気温は16℃いや18℃か?、、、

温度計を見に行くと16℃でした


今朝の瞑想、内なる爺さんは囁きます


✴︎


おのれの体験

全てが糧となる


✴︎


旅は近くても、旅になる

飛行機に乗らなくても、旅なのです


楽しみも、苦しみも

人生の旅の中にあるもの


多くを知って、自分の糧となっているから

安心して我が道を歩みなさい


と内なる爺さんは言います




人の心に触れる時

わかる感覚は、自分の経験により

よりリアルに捉える事ができます


どの経験も私の糧となってる

全ての経験に無駄な事はありません


今だから、わかる事も増えて

でも、まだまだ知らない事だらけ


歳を重ねた方の深さは、読み取るにも

一言で表現できないような難しさがあり

言葉を選びます


今回の旅

感動あり、考えさせられる事ありの

大切な経験でした、これが私の

この先に繋がっていきます


ウォン、ウィンツァンさんの

ピアノコンサート、行って良かった

安曇野にも毎年、来ていらっしゃるそうで

またピアノ演奏を聞きたいと思うのでした


最後に、とんでもない私の中でのオチ

リクエストした、五木の子守唄

自分で曲も思い出せないのに

何故、気になったのか調べてみたら


本当は、私が求めていたのは

竹田の子守唄、だったと気づきました

以前に他の方の歌で印象に残っていて


しかし、昨日、パッと浮かんだのは

五木の子守唄でした、ド忘れだったのぉ


結果、大感動だったので良かったのですが

今度リクエストできるなら

絶対、竹田の子守唄をリクエストしたい〜


そしたら

ウォンさんの童謡曲集の動画を見つけました

何と、この動画に竹田の子守唄も

五木の子守唄もありました





同じ曲でも、その時によって

ウォンさんのアレンジが違うと思うので

また生で聞ける時を楽しみに待ちます


今日もラブ〜


安曇野の大地に繋がるセッション

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