降圧剤で病気は防げない。安心するマイナス点もあり。 | ほぼ年中無休 もりぞの内科の「ホンネでぶつかる医療の話」

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専門は糖尿病ですが、内科一般診察しています。時に子供も。糖尿病で病院を迷われている方、介護施設を探している方、ご相談下さい。

50代前半男性

 

前医より

降圧剤を処方されて

 

 

その後当院に

 

転院して数年

 

同じ処方を続けています

 

 

 

 

それで

なんとか

CT撮らせてもらうと

 

 

 

 

 

内臓脂肪が

300cm2超え

 

 

高度脂肪肝

動脈硬化も強く

 

一部動脈瘤ぎみに

なってる

 

腎臓も変形しかけている

 

 

 

 

 

いつも書いてる通り

 

内臓脂肪の

減少なくて

 

合併症の予防はできません

 

 

 

 

いくら降圧剤飲んでもね

 

 

 

 

 

この患者さんに

限らず

 

 

世の多くは

太ってても

降圧剤のんで

血圧が

ある程度落ちてると

 

それで合併症が

防げると

 

考えている人が

 

大多数だと思います

 

医者もそう

思ってるしね


 

 

 

減量の指示も

そこそこに

 

みかけの

血圧が下がるまで

降圧剤を

てんこもりするのが

 

現代日本医療の

実臨床です

 

 

これでは

合併症は防げません




降圧剤って

内服すると

下手に安心してしまうのが

失神や不整脈以上の

副作用ですな

 



糖尿病も

そう

インスリンで

HbA1c下げても


食事の改善なければ

内臓脂肪が増えるだけで

予後は改善しない


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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