風邪に効く注射はない? いや あるかも。 | ほぼ年中無休 もりぞの内科の「ホンネでぶつかる医療の話」

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専門は糖尿病ですが、内科一般診察しています。時に子供も。糖尿病で病院を迷われている方、介護施設を探している方、ご相談下さい。

 

これまで 私は 

風邪に効く注射はない。

ブログと書いてきました。

そして 日本の多くの医師も、そう考えています。


それが医学の常識です。

だけど、チアミンとビタミンCで 敗血症予後が改善したという報告聞いて。


風邪に対しても 両者の注射は、効果があるかもしれない。


まぁ 少なくとも マイナスには働かないだろうと言うことで。

考え方を変えてみました。


現在 風邪で 積極的とまでは言いませんが。

注射、希望されると 今月から B群とビタミンCの注射をしています。

出来れば内服もお願いしたいですが、現在内服ビタミンCは査定対象なので
出来ません。 購入をお勧めしてます。



効果があるかどうかは分かりませんが。

私は最近あるじゃないかと思いはじめています。


希望者はお申し出ください。
 

 

 

 

 

 

 


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以下

高濃度ビタミンC学会からの引用

 

 

 

2013.09.19
「ビタミンC、帯状疱疹、ワクチン接種 Thomas E. Levy, MD, JDによる見解」

<オーソモレキュラー医学ニュースサービスー日本語版>
 <国際版編集主幹>
    Andrew W. Saul, Ph.D. (USA)
 <日本語版監修> 
    柳澤 厚生(点滴療法研究会) 
    溝口 徹 (新宿溝口クリニック)    
    姫野 友美(ひめのともみクリニック)
    齋藤 糧三(日本機能性医学研究所)
    北原 健 (日本オーソモレキュラー医学会)
 <翻訳協力>
    西本貿易株式会社ナチュメディカ事業グループ

* 国際オーソモレキュラー医学会ニュース<日本語版>は自由に引用・配信ができます。

引用の際は必ず引用元「国際オーソモレキュラー医学会ニュース」とURL

(http://www.iv-therapy.jp/omns/)を記載してください。

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(English)

「ビタミンC、帯状疱疹、ワクチン接種」

Thomas E. Levy, MD, JDによる見解

 

(OMNS、2013年8月27日)  製薬業界、ならびに多くの医師は、できるだけ多くの人に帯状疱疹のワクチン接種を受けさせるよう、多大な努力を払っているように見える。たとえ、こうした医療介入が帯状疱疹の予防に極めて有効であったとしても(もちろん、それが判明したことはない)、以下の情報を見れば、こうしたワクチン接種が不要であることは明白なはずである。ワクチン接種によって副作用を被る人の数は有意だが、そもそも副作用など生じなくても済むのである。本当の問題は、以下に論じる方法では、医療業界の誰にとっても比較的少ない利益しか生まれない、ということである。とにかく、自分で判断を下すことが必要である。

帯状疱疹(Shingles)は、水痘帯状疱疹ウイルスによって生じる感染症であり、皮膚分節として知られる脊髄神経支配領域に現れることが多い。医学会ではHerpes zoster(訳註:日本語では同じく「帯状疱疹」)という名のほうが知られているこの感染症は、一般的な特徴として、ほとんどの人に異常な痛みを伴う水疱性の皮膚発疹が生じる。最初にこのウイルスに感染したのは帯状疱疹が生じるずっと前であることが多く、一般的には、小児期に水痘にかかった時点で初回感染が生じる。その後、このウイルスは何年も、神経細胞体や自律神経節に潜伏し続ける。そして、理由はわかっていないが、ウイルスがこうした潜伏場所から抜け出して神経軸索に放散したときに、帯状疱疹が生じるのである。鎮痛剤、抗ウイルス薬(アシクロビルなど)、コルチコステロイドを始めとする主流療法を施せば、発疹は大体2~4週間で消散する。痛みは、鎮痛剤でも緩和されないことが多い。一部の不運な人は、帯状疱疹後神経痛という、神経痛が残る症状が生じることがあり、これは帯状疱疹の発生後、数カ月または数年続くことがある。

 

ビタミンCによる帯状疱疹の治療

ビタミンC療法に対する帯状疱疹の臨床反応は、従来療法に対する反応とは明らかに異なる。ビタミンCと帯状疱疹に関する文献報告は多くないが、実際にある研究結果は、特筆すべきでものである。多種多様な感染症と毒物暴露におけるビタミンCの効果的な利用法を開拓したFrederick Klenner, MDは、8人の帯状疱疹患者に自己のビタミンC療法を実践した結果について公表している。彼は、12時間おきに2,000~3,000 mgのビタミンCを注射で投与し、2時間おきに1,000 mgのビタミンCを果汁の形で経口補給した。この方法で処置を行った患者8人中7人において、最初にビタミンCを注射してから2時間以内に完全な疼痛緩和 が見られたと報告されている。患者は全員、合計で5~7回のビタミンC注射を受けた。私は、ビタミンC療法の有効性について知る何年も前に帯状疱疹を患ったことがあり、通常は痛みを伴うこの消耗性疾患に対して、これはまさに驚くべき結果以外の何物でもない、と断言することができる。

また、Dr. Klennerの患者に見られた疱疹は、急速に治り始め、最初の72時間以内に完全に消散した、と報告されている。他の感染疾患の場合と同じく、Dr. Klennerは、最低72時間は処置を続ける必要がある、と急いで付け加えている。最初に好反応が見られても、容易に再発が生じるおそれがあるからである。水痘による水疱性病変部も、同様のビタミンC投与計画によってこれと同じくらい容易に消散し、通常3~4日で完全に回復することをDr. Klennerは突き止めている。ビタミンCに対する水痘と帯状疱疹の臨床反応が似ていることは、間接的ではあるが、水痘ウイルスと、その後に現れる帯状疱疹ウイルスが同じ病原体であることのさらなる証拠となる(Klenner, 1949 & 1974)。

Dr. Klennerによる観察結果が公表される前にも、別の研究者により、現在の主流療法と比較すればこれと同じくらい驚異的である研究結果が報告されている。Dainowは(1943年)、ビタミンC注射を受けた帯状疱疹患者14人の成功事例を報告した。別の研究では、最初の72時間以内にビタミンCの注射を受けた患者327人中327人において帯状疱疹の完全消散が見られた、と報告されている(Zureick, 1950)。ビタミンCと帯状疱疹に関するこうしたデータはどれもかなり古いものであるが、患者の反応の仕方に関しては、レポート間で内部的な一貫性が見られる。こうした結果は、さらなる臨床試験が行われるまで有効である。帯状疱疹の症状を呈している患者にどのような治療法を用いようと、ビタミンCが不可欠な要素となるはずであることは、上記の諸研究から明白である。

 

ビタミンCとウイルス

ビタミンCには、一般的にウイルスを不活性化する効果があり、これまでにビタミンCによって試験管内で中和されたり感染者の体内から根絶されたウイルスは多種にわたり、ヘルペスウイルスはその一つに過ぎない(Levy, 2002)。他のウイルスを試験管内(生体外)でビタミンCと混ぜ合わせたときに見られた不活性化と同様に、以前に行われた2つの研究では、ヘルペス感染症にビタミンCを用いることによって後に見られた臨床結果と一貫性のある結果が見られている。試験管内でビタミンCをヘルペスウイルスと混ぜ合せたところ、ビタミンCによって、ヘルペスウイルスが不活性化されたのである(Holden and Resnick, 1936; Holden and Molloy, 1937)。

ビタミンCを用いたウイルス治療における最も重要な要素は、十分な量を、十分に長い期間にわたって与えることである。特定の慢性ウイルス症候群は、ビタミンCを投与してもすぐには消散しないが、組織や臓器にすでに甚大な損傷があり文字どおり死の一歩手前にある患者でないかぎり、ビタミンCで急速に消散させることができない急性ウイルス症候群というものは、今の時点ではない。

ビタミンC療法は、複数の形態のものが大用量で併用されたのでなければ、急性ウイルス症候群に効果がないとみなすことはできない。急性ウイルス症候群の大半は、種類を問わない適正量のビタミンCによって急速に消散することになるが、難治性の場合は、複数のビタミンC投与法を組み合わせて行う必要がある。こうした投与計画には以下のような方法が考えられるが、必ずしもこれだけに限らない。

1.リポソームカプセル入りのビタミンC 1,000~5,000 mgを毎日、経口摂取する
2.アスコルビン酸ナトリウムの形態で、腸が耐えられる用量のビタミンCを毎日、経口摂取する
3.1,000~3,000 mgの脂溶性パルミチン酸アスコルビルを毎日、経口摂取する
4.体の大きさにより、感染1回につき25,000~150,000 mgのビタミンCを、感染の重症度に応じて、毎日くらい頻繁に静脈内投与する

ウイルス粒子の中に蓄積したビタミンCは、そのアプローチによって、急速にウイルスを破壊することができる。バクテリオファージウイルスのスパイク(とげ)は鉄をたくさん帯びており、おそらく、局所的なフェントン反応によって、スパイクがその宿主細胞膜を突き抜けると思われる(Bartual et al., 2010; Yamashita et al., 2011; Browning et al., 2012)。ウイルスには鉄と銅が蓄積され、こうした金属もウイルスの表面の一部となる(Samuni et al., 1983)。そして、どの部分でその濃度が最も高くなっていようと、ビタミンCによってフェントン反応が局所的に上方調節され、その結果、一般的にウイルスの不可逆的損傷が生じる。ビタミンCによって、ウイルスや病原体、ならびにガン細胞も殺すことができる仕組みとして唯一、実際に十分裏付けられているのが、フェントン反応とその上方調節なのである。ビタミンCは、こうした反応を刺激するため、多くの感染症やガンの消散における治療効果があるとされている(Vilcheze et al., 2013)。

ビタミンCは、あらゆる種類の感染症の消散に役立つが、急性ウイルス症候群には、とくに劇的かつ迅速な効果をもたらすため、感染患者に対する治療プロトコルに必ず取り入れるべきである。

 

 

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年中無休
もりぞの内科 
(12/311/11/2除く)
糖尿病診療
院長森園茂明
北九州市八幡西区上上津役2-14-17
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