尿酸は、どこから治療し、どこまで下げるか。 | ほぼ年中無休 もりぞの内科の「ホンネでぶつかる医療の話」

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専門は糖尿病ですが、内科一般診察しています。時に子供も。糖尿病で病院を迷われている方、介護施設を探している方、ご相談下さい。

昨日、尿酸の勉強会にいきました。


尿酸は、どこから治療し、どこまで下げるか。 って  テーマね。

尿酸は

今のところの医学の常識では。 食事に関しては

プリン体を避けるといいと言われてます。


でも 私は プリン体なんて 避ける必要はないと考えているんですけどね。


んで。

尿酸が高いと心疾患が多いというデータはありそうです。

多分、腎臓とかも。


ここでは、私あまり調べてなくて書いてます。


尿酸が高いと、良いことではないと もちろん思いますが


その一方 薬物介入した結果心疾患が減ったという報告はあまりなさそうです。


だから
私は痛風が、でた患者以外は、希望すれば別ですが、積極的に薬物治療はしてません。


ガイドラインでは

痛風のある患者さんは
7で薬物治療開始

生活習慣病のある患者さんは

8で薬物治療開始

なんにもない患者さんは

9で薬物治療開始


と、なってます。


意外に私の感覚とも同じ位です。


でも尿酸は
水分沢山とって、運動したら
私はさがりました。

だから 尿酸治療薬は そんなに必要でないと思ってますが。

運動のできない患者さんに関しては、薬で非常に改善する疾患なので、薬物療法勧めます。



でも昨日の勉強会で

新たに得た知識は。



尿酸って、ワンポイントの採血では
いまひとつわからないってこと。


血糖や中世脂肪と同様に

日単位、または時間単位で 結構上下するようです。

血糖や中性脂肪も


動かない人は動かないので

尿酸も個人差あるでしょうが。



高い人は 結構上下するようです。


運動できない人は 薬飲んでた方が、いいかなと 現時点では考えています。




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結構動くパラメーターなのかなと。
認識しました。