糖尿病の治療方針を A4にまとめて下さい その2 | ほぼ年中無休 もりぞの内科の「ホンネでぶつかる医療の話」

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専門は糖尿病ですが、内科一般診察しています。時に子供も。糖尿病で病院を迷われている方、介護施設を探している方、ご相談下さい。

次は 
2番目の お題

2.薬物選択の基準


2型糖尿病の話です。


肥満若年2型糖尿病には 私は

メトフォルミンを第一選択としてます。 安価ですし。

痩せたい願望の人はSGLT2阻害剤を選択することもあります。

糖質制限の補助にαGIかな。

それらを併用することもあります。


結構血糖が高かったらDPP阻害剤を最初に使ったり、併用することもあります。



血糖300ー400位でもインスリンは使いません。

さすがに500近くになってたらインスリン使いますけど。

痩せ型若年2型糖尿病には

グリニド系や少量SU剤使うか

早期にインスリン導入すすめます。


当ブログの 読者には 痩せ形2型糖尿病で糖質制限をして ドラッグフリーとなっている人もいるかと思いますが。

 普通の国民に ご飯とパンと麺類食べるな!! ってのは 中々難しいです。


高齢だと

DPP阻害剤がファーストチョイスとなることが多いです。

メトフォルミンは絶対に使えないので

患者さんによって
グリニドや超少量SU剤、インスリン

なんかを、次につかいます。

絶対に低血糖起こさないように気をつけます。

そのため 高めの血糖調節となることも少なくないです。

このお題は バリエーションが多いので、A4一枚では ある程度の事までしか 書けませんね。


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もりぞの内科 
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糖尿病診療
院長 森園 茂明
北九州市八幡西区上上津役2-14-17
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