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「薬価が高騰しかねない」と横倉会長、TPPで懸念
池田宏之(m3.com編集部) 8月1日(木)
 日本医師会の横倉義武会長は7月31日、記者会見で「過度な規制緩和への懸念」をテーマに発言した。一部の報道で、「TPP(環太平洋経済連携協定)の交渉で、米国が新薬の特許延長を求めている」ことなどについて、「薬価の高騰を招きかねない」と懸念を示した。社会保障制度国民改革会議の議論については、「年齢別」から「能力別負担」への切り替えなどについて、「総論は大きく我々の考えと外れていない」とした。


日医の横倉義武会長は、過度な規制緩和に向かう可能性のある動きを挙げて、け懸念を示した。


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TPPで 薬価高騰は 私はあまり心配していません。



なぜなら安くて 良い薬沢山あるからです。


 

それより、TVや新聞や本で 高い薬の 大宣伝をやめてほしいです。



 

ディオバンに代表される ARBの大宣伝。




腎保護作用や 心保護作用が 必要以上に宣伝されて。

 


特定検診受けた患者さんの eGFRが 悪いと 保健師さんが



 

ARB処方されてなくて Ca拮抗薬だったら。

 


洗脳されやすいマジメな保健師さんが、腎臓が悪いので、Caじゃなくて ARBにしないといけないと 患者さんに説明して、私の処方に イチャモンつけてきます。(笑




馬鹿な開業医に ちゃんと説明して 良い薬処方してもらいなさいって。保健師本人は思っているんでしょう。








ARBは 良い薬ですが、 それほど抜きん出た薬ではないと思っています。 

 

 


薬価は抜きん出ていますが(笑


 


対費用効果を考えると ACEやCa拮抗薬の方がすぐれていると考えています。

 

 

実際ディオバン対アムロジン(Ca拮抗薬)の直接対決でも ディオバンは勝ってません。




降圧剤は やっぱり どれだけ 継続的にさげるかってのが 一番大事だと思っています。




だから 安くて良い薬は沢山あります。

 


生活習慣病関連だと どれだけ高い薬が発明されても、過度に宣伝されなければ、安くて十分に効果期待できる薬あるので、 この点に関してTPPはそんなに問題ないです。




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