抗癌剤治療は 否定的だけど | ほぼ年中無休 もりぞの内科の「ホンネでぶつかる医療の話」

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イレッサ訴訟、大阪も原告敗訴確定
2013.4.12

イレッサ訴訟の上告棄却を受けて開かれた報告集会で、あいさつする原告団長の近沢昭雄さん=12日午後、最高裁前
 肺がん治療薬「イレッサ」の重大な副作用の危険を知りながら適切な対応を怠ったとして、患者と死亡した患者の遺族が国と輸入販売元の製薬会社「アストラゼネカ」(大阪市)に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(寺田逸郎裁判長)は12日、原告側の上告を退ける決定をした。国とア社の賠償責任を否定した2審大阪高裁判決が確定した。

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私は 固形癌に対しての 抗癌剤治療には やや否定的というスタンスです。

 

 

もちろん ケースバイケースですが

 

抗癌剤治療する方が 予後を短くするケースの方が多い印象を受けています。

 

 


自分が肺がんになっても イレッサを含む抗癌剤は多分使わないと思います。

 

 

 


だけど、 新しい薬は、リスクも考えた上で どんどん開発してほしいので

 

副作用で 例え予後が短くなったとしても それを製薬会社に 訴えるって事には反対です。



 




亡くなった方は、大変可愛そうですが、この裁判で製薬会社が負けたら今後の新薬承認が遅れそうで危惧していました。

 


難しい問題ですが それはしかたないと考えてます。






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