カーボカウント~糖質制限 | ほぼ年中無休 もりぞの内科の「ホンネでぶつかる医療の話」

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専門は糖尿病ですが、内科一般診察しています。時に子供も。糖尿病で病院を迷われている方、介護施設を探している方、ご相談下さい。


糖尿病の食事指導は



伝統的な 

食品交換表に よる 糖尿病治療


が 主流です。


糖尿病食事療法のための食品交換表 第6版/著者不明
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最近は 


糖質(炭水化物)が 血糖を上げる という事が 判明して

(タンパク質や 脂質は 短期的には それほど 血糖を上昇させない)

 

 

カーボカウント が 人気ですね。

 

 

よくわかるカーボカウント/津田 謹輔
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↑ これは 最初に私が読んだ本です。

 

 


  


時に、 ブログや 本の評価で

 

 

「今や アメリカでは カーボカウントが 主流!」

 

 

「食品交換表なんて 古い!」

 

 

「日本糖尿病学会 は 古い治療ばかり載せて、時代遅れで、逆に糖尿病患者を増やしていると」


 

カーボカウント金科玉条! で  その 信者となっている 人も多数見受けます。 

 

 

 


確かに カーボカウント 有効です。


 

 

当院も 積極的に 導入しています。

  

 

しかし これだけが すべて だと思うのは ダメですね。


 

 

カーボカウントも 色々な評価がありますが、 一部、糖質を極度に制限して、タンパク質割合を上げている人もいますが、それが 長期的な予後にどのように影響するかは まだ分かっていません。

 

 


食品交換表による 治療には長い歴史や経験があり、その有用性は、実際に携わった人はわかっています。 


 


 

どちらかに 偏ることなく バランスよく 双方の長所を

取り入れて いくのが いいんじゃないでしょうかね。

 



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もりぞの内科 年中無休 (12/31 1/1 1/2除く)
糖尿病診療

院長 森園 茂明
TEL093-611-5335  FAX:093-611-5885

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