院外薬局が 医療費増大の一要因? | ほぼ年中無休 もりぞの内科の「ホンネでぶつかる医療の話」

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[医療費] 薬局調剤費が医療費の伸びのもっとも大きな要因と分析  日医

 

 
最近の医療費の動向とその要因-「平成21年度 国民医療費」の分析-(10/26)《日本医師会》

  日本医師会はこのほど、日医総研ワーキングペーパーとして「最近の医療費の動向とその要因-『平成21年度 国民医療費』の分析-」を公表した。

 

 

具体的には、2001年度は、医科入院37.0%、医科入院外40.9%、薬局調剤10.3%ほかであったが、2009年度には、医科入院36.8%、医科入院外37.4%、薬局調剤16.2%ほかであったことから、薬局調剤の構成比が大幅に高まっているとしている


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やはり 予想通り。

 

 

現場に入れば よーく分かります。

 

 

患者さんも、院外処方の方が高くなのは肌で感じていると思います。



医薬分業は 医療費が増加する。って事ですね。

 

 

専門の薬剤師が管理するというメリットはありますが・・・

 

 

でも いまさら 医薬分業は すぐにはやめられないとは思うので

 

 

院内7種以上処方時に 課せられた ほとんど懲罰的な

10%カットルールさえ なくすか軽減していただくだけで

  

院内回帰が少しづつ進んで 医療費は減ってくると私は考えています。

 

 


院外かかりつけ調剤をもつと、多病院からの処方のダブりをチェックできる?

 

それは、早急に導入すべき税と保険番号の一致したカードに情報を詰め込むことで、患者さんが色々な病院を受診していることが判明したり、無駄な検査や無駄なW処方を防ぐ事ができるので、それの方が有意義だと思います。

 

 

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糖尿病診療

院長 森園 茂明
TEL093-611-5335  FAX:093-611-5885

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