現在 はしか の診断はほとのど 「IgM抗体検査」でしています。
しかし
はしかIgM抗体検査 は
はしか以外の 発疹性ウイルス疾患でも陽性となることがあると最近指摘されています。
本当は はしか じゃないのに 検査で はしか と言われる訳ですね。
偽陽性 といいます。
まだ はしかの 偽陽性は それほど多くないような気がしますが・・・
(詳細は専門家でない私はわかりませんが)
もう少し詳しい検査を追加するように、医師会からFAXがきました。
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それと、私が以前から 指摘しているように
マイコプラズマも 偽陽性が多いと考えています。
難しいですが特異度がかなり低いと言います。
半分以上は偽陽性だと思っています。
だから、マイコプラズマにかかって クラリス程度で治っていると思っている人も多いでしょうが実は、ただの風邪が自然と治ったと考える方が自然です。
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また 百日咳も、血清の抗体で調べますが
症状のまったくない人を検査しても、抗体高値の人で あふれています。
偽陽性が多いというより、ほとんど役にたたない検査ではないかと考えたりもします。
百日咳と言われた 人も
本当は、ただの風邪と咳喘息が多いような気がします。
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もりぞの内科 年中無休
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糖尿病診療
院長 森園 茂明
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