注射する前に、アルコール消毒しますよね。
でも、実は、あれはしなくてもいいようです。
じゃあ、明日から消毒なしで 点滴や筋肉注射や採血してもいいのですが
やっぱり 当院は 消毒は しばらく継続します。
なぜ?
それは、患者さんがびっくりするからです。
いままで、消毒をして注射するのが当たり前だったのに。
いきなり 無消毒で 採血や注射したら・・・
「あの病院は 消毒もせんで、注射する。」
なんて 評判がたっても困りますからね(笑
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同様に
インスリン自己注射するときも、アルコール消毒不要です。
現在当院は アルコール消毒してインスリン打つように指導しています。
北九州市でも、アルコール消毒抜きのインスリン注射指導をしている所は わずかしかないので。
でも、決心しました。
今後、新規インスリン導入の方には、アルコール消毒をはじめから指導しません。
すでにインスリン自己注射している人は、アルコール消毒継続します。
当院には 2パターンの患者さんが いることになります。
三つ子の魂百まで
最初に覚えたことを変更するのは難しいので。
その他当院の指導方針は
インスリン針は毎回交換を指導予定です。
インスリンのカラうちは最初以外は、1単位で指導予定です。
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ちなみに 私が 糖尿病でインスリン自己注射が必要になったら
アルコール消毒は 当然しません。
針もたぶんあまり替えません。
空うちもカートリッジ交換時以外はしません。
服の上から注射してもいいと言われていますが、さすがにそれはせずに、直接肌にうちます。
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注射を嫌がる 理由の一つに
面倒だから。
っていうのがあります。
アルコール綿用意したり、針替えたり・・・
私の方法だと 針つきのペン1本だけもっておけばいいので、大変楽です。
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ただし 針を替えないと、血液逆流や空気がカートリッジの中に入るなどのトラブルリスクがあるため、かなり上手に使えこなせる若い人じゃない限り、お勧めはできません。
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もりぞの内科 年中無休
(12/31 1/1 1/2除く)
糖尿病診療
院長 森園 茂明
TEL:093-611-5335 FAX:093-611-5885
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