当院では、併設施設としてデイサービスとケアプランセンターがあります。
介護事業が医療だけでなく一般企業にも門戸が広げられ、現在多数のデイサービス、ヘルパー事業所、ケアプランセンターがあります。
今日はデイサービスについて書いてみます。
要支援、要介護となった主に老人が、集まってレクリエーションやリハビリやゲームをする施設となっています。 しかし実情はリハビリを本格的にしているデイサービスは極わずかです。当デイサービスでも理学療法士をつけてリハビリを行ってはいますが、レクリエーションが主です。他のデイサービスでは理学療法士自体がいることが稀でリハビリといえるものを行っているかどうかさへ定かではありません。
このような状況で、はたからみると「老人が遊びに行っている場所」のようにみえます。「老人の幼稚園」などと揶揄されることもあります。
私もそれを肌で感じており医療機関たるものが、デイサービスみたいな所に力をいれてよいものか悩んでいました。将来的にはデイサービスは縮小して、老人保健施設等の入所施設への転換を考えていました。
ところが・・・
よ～く診察してみると、療養型病院、老人保健施設、病院等に入院または入所するほうが、元気がなくなっている事に気づきました。
当院でも昨年入院施設を増設？しましたが、入院中の方が明らかに元気がなくなっておりADL（日常生活動作）も低下してきます。
デイサービスに来ている方が元気でＡＤＬを保てるんです！ 積極的なリハビリをしなくても、自宅からデイサービスへの移動、デイサービス内での移動やレクリエーションで十分にADLが保てる事が分かりました。
なんて すばらしいんでしょう！！
2008年はもっと自信を持ってデイサービスを勧めてみたいと考えています。
それに、今年はADLや元気が保てる入所施設の増設を検討しています。
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もりぞの内科
院長 森園 茂明
URL:http://www.geocities.jp/morizononaika/
TEL：093-611-5335 FAX：093－611－5885
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