2型糖尿病のインスリン注射は何回打ちがいいか?パート11 | ほぼ年中無休 もりぞの内科の「ホンネでぶつかる医療の話」

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専門は糖尿病ですが、内科一般診察しています。時に子供も。糖尿病で病院を迷われている方、介護施設を探している方、ご相談下さい。

もう一つの理由は、間食をする人が多い事です。
4回注射の場合、少し前まは速効型又は、超速効型インスリンを毎食前に注射して、寝る前に中間型インスリンを打つことが一般的です。
これだと、3時のおやつの時間には(特に超速効型インスリンを使用した場合)、外来性のインスリンはほとんどに切れてしまっています。
2回打ちだと、混合型インスリンの2回注射が一般的ですが、これだと24時間いつ間食しても外来性のインスリンがある程度保たれています。
特に超速効型インスリンを毎食直前に注射して、寝る前に中間型インスリンを使用する場合、間食が多い人には向いていません。

パート10とパート11で書いた2つの事が2回打ちの方が4回打ちより、血糖コントロールが良くなる大きな理由だと考えています。

パート10とパート11で書いた2つの事が2回打ちの方が4回打ちより、血糖コントロールが良くなる大きな理由だと考えています。


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もりぞの内科 院長 森園 茂明

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