2型糖尿病のインスリン注射は何回打ちがいいか?パート3 | ほぼ年中無休 もりぞの内科の「ホンネでぶつかる医療の話」

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専門は糖尿病ですが、内科一般診察しています。時に子供も。糖尿病で病院を迷われている方、介護施設を探している方、ご相談下さい。

その講演会の中で、特に衝撃をうけたのが、当時熊本大学医学部教授 七里元亮先生でした。Kumamoto Studyを行った親分です。

要点は「インスリン4回打ち群と2回打ち群では、糖尿病合併症が明らかに違い(4回打ちが合併症が少ない)、糖尿病のインスリン治療は4回打ちを基本(絶対?)としないといけない。それでも世の中はまだまだ2回打ちが多いので我々糖尿病専門医が啓蒙して、2回打ちから4回打ちに切り替えていかないといけない」です。
その自信の漲る明快な語り口に私も強く感銘し、これを実践しようと強く思いました。

余談ですが、この時私の直属の上司が現在九州中央病院糖尿病・内分泌内科部長の五島 大祐先生でした。
そのウィットに富んだスピーチが楽しくて勉強になりました。
二人の先生の影響によって、私もスピーチの魅力に取り付かれてしまい毎日30分位スピーチの練習をしたものです。



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もりぞの内科
院長 森園 茂明

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TEL:093-611-5335  FAX:093-611-5885
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