先日西日本新聞の記者(女性)から 取材の申し込みがあり快諾しました。
タイトルは「ジェネリック医薬品」
どうも、彼女は推進派のドクターの一人として私に取材に来たようです。
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マクロな医療経済を考えれば、ジェネリック医薬品は増やすべきですが、現時点の日本の医療制度では3割負担で定期薬をもらっている人でしか、個での恩恵は受けません。(恩恵が少ない)
インスリンや経口血糖降下薬は有意義なジェネリックがなく、またデイサービスに来られる利用者さんは、自己負担が1割~無料の方が多いので、当院に来院される患者さんの大部分はジェネリックに変更するメリットが、ほとんどありません。
小学校入学前の患者負担がないので変更する意味がありません。
私は50歳~64歳の高血圧、高脂血症、狭心症の患者さんのみ、薬代が負担で通院が途絶えないようにジェネリックを少しだけ勧めています。
というわけで、「私は決してジェネリック推進派ではないのです。」と説明したので、新聞には載らないかもしれませんね。
彼女はジェネリック推進派の意見が聞きたかったようです。
しかし最近はジェネリックの品質も向上しているので、それほど気にすることはないと思います。私自身は、胃薬、風邪薬、解熱剤、EPAなどはジェネリックを飲んでいます。抗生剤(持病の扁桃炎があるので)は先発にしています。
患者さんより自分の方が安物を飲んでいます。(笑
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もりぞの内科
院長 森園 茂明
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TEL:093-611-5335 FAX:093-611-5885
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