ご覧いただきありがとうございます。
このブログは演歌歌手三山ひろしさんの故郷高知県から三山さんや高知の話題をテーマに書かせていただいております。
さて皆様、ご覧になられたでしょうか?。
こちら↓の過去ブログでご紹介させていただきました高知の春を象徴し、三山さんも登場されたイベント「土佐のおきゃく」が一昨日(4月4日)放送された「秘密のケンミンSHOW極」で紹介されました。
https://ameblo.jp/morizo59/entry-12843680612.html
またまた「酒豪県高知」のイメージを「これでもかっ!」というほど高める演出。
(↑RKC高知放送(日本テレビ系列)2024年4月4日放送「秘密のケンミンSHOW極」のテレビ画面。以下の画像も同様。)
冒頭からこんな↑↓映像の連発!
「土佐のおきゃく」の映像も酒豪県高知のイメージを強烈なインパクトでアピール。
↑中央公園会場↓
盛り上がる中、三山さんが料理教室で野外ステージに登場されたシーンが。
「ビタミンボイス!」で自己紹介。
高知県定番の酒の肴、「ちくきゅう」と「なすのタタキ」を作る場面が流れました。
けん玉も披露!
「歌は一曲も歌ってないんですよ。」とスタジオの三山さんの声。
アーケード街に畳が敷かれコタツで酒を酌み交わすはりまや橋商店街会場。↓
路上酒盛り!
どこまでも「酒豪県高知」をアピールする映像。
こちら↓はスタジオで「土佐のおきゃく」について熱く語る三山さん。
「商店街にコタツがあって、そこで一杯飲んで。」
「しかも朝からですよ。」
「10時に土佐かつおさんが「乾杯!」言うたら始まるんです。」
久本さん「土佐かつおさん?」
「地元のとっても面白い人です。」
土佐かつおさんは高知のご当地タレント。「土佐のおきゃく2024」の実行委員長です。
https://tosa-okyaku.com/about_us/
2022年に「行列のできる相談所」に出演して話題になりました。
https://trend-at-tv.com/word/138156
三山さんとはお馴染みです。
画面は「おきゃく」の微妙なニュアンスの違いをリサーチするコーナー。
土佐弁の解説では「おきゃく」は単に「宴会」とされているとのこと。
実際に飲んでいる人たちに「おきゃく」の定義を尋ねるスタッフ。
一般家庭で祝い事があった時などに、近隣の人を招いて自宅でもてなす酒席が本来の「おきゃく」なのですが、会場を借りて行う披露宴などのもてなしの宴席も「おきゃく」。
仲間うちの打ち上げや忘年会などは「おきゃく」に入らないとの見解でした。
主人が客を酒と肴でもてなす宴席が「おきゃく」の語源だと思いますが、今では単なる宴会の意味で使っている人も結構いるような気がします。
https://www.kochi-bank.co.jp/yosakoi-okyaku/sp/about/okyaku/bunka.html
さらに続く酒豪県高知を象徴するお話。
まずはお座敷遊びの紹介。
一つ目は「べく杯」。
酒を注がれたら飲み干すまで置けない形状だったり穴が空いたりしている杯(さかずき)「べく(可)杯」。
穴が空いているものは指で塞いで酒を注いでもらうわけです。こちらも飲み干さないと置けません。
コマを回して飲む人を決めるというのは初めて知りました。
🎵べろべろの神様は 正直な神様よ🎵という囃子歌を皆で歌いながらコマを回します。
解説動画がUPされてました↓
https://m.youtube.com/watch?v=khobVqbtRvQ&pp=ygUV44G544GP5p2v44CA6auY55-l44CA
これが始まったら酒の弱い人は大変です。
次は「菊の花」。
お盆に参加人数分の杯を伏せて置き、一つだけ下に菊の花を置きます。
こちらも🎵菊の花 菊の花 開けて嬉しい菊の花🎵という囃子歌に合わせて一人ずつ杯をめくり、上向きに置きます。菊の花の杯をめくった人はそれまでに開けられた杯全部に注がれた酒を飲み干すルール。
https://m.youtube.com/watch?v=NmyQPw51Mlw&pp=ygUR6I-K44Gu6IqxIOmrmOefpSA%3D
こちらも酒が弱い人は大変。
ちなみに私は酒を飲むようになって40年以上になりますが、どちらも幸い(?)参加した経験はありません。
かなり昔、忘年会や歓送迎会などの多人数の宴席で大先輩方がやっているのを眺めた記憶がある程度。
上↑の「菊の花」の動画、杯の数が半端じゃないですね。
命拾いした心境です。
三山さん、「菊の花」と「べく杯」の場面をコミカルに再現されました。
🎵菊の花〜菊の花〜開けて嬉しい菊の花〜🎵
🎵開けて・・
アイヤー‼️
さすがのリアクション!。
久本さん、ウケてましたね。
勢いに乗って「べく杯」バージョン。
🎵べろべろの神様は〜🎵
正直な神様よ〜🎵
止まらない三山さんに「三山さん、イキイキしゃべってますね!」とツッコむ久本さん。
笑わせていただきました。
フリートークでも芸達者ぶりを発揮された三山さんでした。
https://www.kochi-bank.co.jp/yosakoi-okyaku/sp/about/okyaku/ozashiki_asobi.html
そして自分の杯を相手に渡し、酒を注ぐ高知の風習。
番組では「返杯」と言っていましたが、
my杯を相手に渡してお酌することは「献杯(けんぱい)」と言い、献杯を受けた人が飲み干してから相手に返してお酌することを返杯と言います。
昔の宴会では宴がたけなわになった頃、献杯に回ることが当たり前でした。
目下の者が目上の人に献杯することが基本ですが、私の職場は上下関係なし。
目上の人から献杯を受けることもしばしば。
1対1で話が盛り上がり、献杯・返杯を繰り返すことも。
県外から転勤で来られた方は面食らったことでしょう。
https://www.kochi-bank.co.jp/yosakoi-okyaku/sp/about/okyaku/shikitari.html
時代は変わって、ここ10年くらい私の周囲では献杯・返杯をする人はほとんどいなくなり、飲み放題をセットした宴会で各自好きな飲み物を飲むスタイルが主流になりました。
コロナ禍が始まってからは宴会での献杯は皆無となり、そもそもお銚子を頼む人もいなくなりました。
マイペースで飲めるので、私にとっては願ってもないいい時代。
酒席は大好きですが、強いわけではないので下戸の天野さんが「VTRは地獄絵図でした。」とおっしゃった気持ちがよくわかります。
蛇足ですが、私は宴会の時、生ビールありの飲み放題なら最後まで生ビールです。
日本酒は自宅で飲むだけになりました。
今では、献杯・返杯は気心の知れた仲間での飲み会でしか見られないように思います。
番組で久しぶりに拝見した献杯・返杯の映像は新鮮でした。
それにしても、
美味い酒を飲み干し、素早く杯を回す様子を再現された三山さんのリアクション。
高知の男っぽさが溢れていました。
いい表情ですね〜
https://m.youtube.com/watch?v=z_xg5acBbhY&pp=ygUP5LiJ5bGx44Gy44KN44GX
最後までご覧いただき、ありがとうございました。