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このブログは演歌歌手三山ひろしさんの故郷高知県から三山さんや高知の話題をテーマに書かせていただいております。
さて、オリコンランキング（演歌・歌謡曲部門）初登場1位と、好発進となった新曲「恋…情念」。
amazon売れ筋ランキングでは第3位での登場でしたが、1位と2位は八代亜紀さんのアルバムなので新曲CDとしては実質1位！
you tubeで公開されているMVの再生回数は既に14万回
を超えています。
入手したCDをじっくりと聴き込んでみました。
初めて挑まれた女性の情念の世界。
デビュー曲「人恋酒場」をはじめとする過去の女歌とは全く違うイメージ。
デモテープを受け取った時点からレコーディングまでの間、どう歌うのか考え、悩み抜かれたのではないでしょうか？。
三山さんならではの主人公に成り切っての歌唱はもちろん、
いつも以上に丁寧に丁寧に、恋に燃える女性の心情を表現されていると感じます。
試行錯誤を繰り返し、練習に練習を重ねてレコーディングに臨まれたことでしょう。
長く好調をキープしての更なる高い評価を期待したいと思います。
https://m.youtube.com/watch?v=z_xg5acBbhY&pp=ygUc5oGL4oCm5oOF5b-1IOS4ieWxseOBsuOCjeOBlw%3D%3D
さて続いて「恋…情念」のカップリング曲「雲」についてです。
前作の「北海港節」もパワフルなタイトル曲と比べて対象的な「三面川暮色」がカップリング曲でしたが、
今回の「雲」もタイトル曲とは全く雰囲気の違う一曲。
こちらもじっくりと聴き込んでみました。
秋川雅史さんの歌唱でミリオンセラーを記録した「千の風になって（訳詞 ・作曲 新井満）」のように、亡くなられた方の目線で表現された歌詞。
そしてその歌詞に相応しいスケールの大きなメロディ。
三山さんのビタミンボイスによる見事な歌唱がその素晴らしさを際立たせています。
以下、1番の歌詞をご覧ください。
「雲（作詞 日野浦かなで・作曲 弦哲也）」
流れる雲に 生まれ変わり
愛する人に逢いにゆく
草原を越え 荒野を抜けて
あの日誓った 約束の丘へ
花よ咲け 命のかぎり
鳥よ歌え 愛の唄を
いとし君の 生きる今日が
幸せで幸せで あふれますように
愛しい人の幸せを願う気持ちが切ないほど心に沁み入る歌詞。
聴き込むほどに涙が溢れ、
震災により多数の方々が犠牲になり、今なお厳しい避難生活を強いられている北陸地方の皆様にぜひ聴いていただきたいと思うようになりました。
こちら↓でぜひご試聴くださいませ。
https://m.youtube.com/watch?v=g0ISATORIUE&pp=ygUT6ZuyIOS4ieWxseOBsuOCjeOBlw%3D%3D
過酷で悲しい年明けとなった令和6年。
あらためまして被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
厳しい試練を乗り越えて前へ進まれる皆様に、心のこもった三山さんの優しく力強い「雲」の歌声が届きますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。