ご覧いただき、ありがとうございます。


このブログは演歌歌手三山ひろしさんの故郷高知県から、三山さんや高知の話題をテーマに書かせていただいております。 


コアラ


さて三山さん、少し前になりましたが、写真撮影で高知入りされた際、車のプラモデルを購入されたとオフィシャルブログにUPされました。

https://ameblo.jp/hiroshi-miyama/entry-12695689548.html


写真に写っているお店の名前は「モデルショップヨシオカ」さん。

https://www.kochidon.net/shop/shop.shtml?s=123


↓インスタグラムには店内での様子をupされました。

https://www.instagram.com/p/CTd_X2EBvgw/?utm_medium=copy_link


プラモデルを物色される後ろ姿の写真、私にも覚えがあります。爆笑


店内はさすがに充実した品揃え。


以前にも取り上げましたが、「モデルショップヨシオカ」さんは、私にとって少年時代から憧れの場所。


移転前のモデルショップヨシオカさんはこんな↓外観でした(高知市本町1丁目。公益財団法人高知県産業振興センターのサイトより)。

場所は路面電車「中の橋通り」電停の南側、よさこい祭りのステージが設置される中央公園から徒歩圏内。


店内にはプラモデルをはじめラジコン模型飛行機のキットやエンジン、「プロポ」と呼ばれる操縦システムなどが所狭しと並んでいました。


天井にはラジコン飛行機の実物が吊り下げられており、その中には経営者の吉岡嗣貴さんが1973年の世界選手権で優勝された機体「ブルーエンゼル」も。


男子にはたまらない空間でした。爆笑


昭和38(1963)年に創業されたお店の創業者吉岡嗣貴さんは、昭和48(1973)年にイタリア🇮🇹で開催された「FAI(国際航空連盟)F3A世界選手権」の優勝者。(F3Aはラジコン機による曲技を表す競技種目カテゴリー)


「スタント機」と呼ばれるラジコン飛行機✈️を操って空中に宙返り(ループ)と横転(ロール)を組み合わせたパターンを描き、その正確さと美しさを競う模型飛行機の競技(エアロバティックス(曲技飛行))で世界の頂点に立った方です。


↓ラジコン曲技飛行の動画。

https://m.youtube.com/watch?v=8-w_7q_AMzM


↓モデルショップヨシオカさんの歴史を解説したサイト。

https://joho-kochi.or.jp/johosi/1109/tokushu03.html


ラジコン飛行機マニアの世界では世界的有名人であり、日本人マニアにとってはレジェンド。おねがい


↓こちらのサイトに1975年当時の吉岡嗣貴さんと愛機ブルーエンゼルの写真が掲載されています。

https://blog.goo.ne.jp/makino1024/e/888577090b91d4de18d21bc157e243bf



昭和51(1976)年に始められた「ヨシオカモデルファクトリィ」ではご自身が設計されたラジコン飛行機キットを製造販売され大ヒットを収められました。


製品でも「モデルオブザイヤー」など世界的な賞を受賞されています。


↓こちらは私が保存している昭和57(1982)年発売の「ラジコン技術」誌臨時増刊号((株)電波実験社(現(株)電波社)刊。)

↓巻頭には吉岡嗣貴さんが自ら設計された練習機「Sunday-α(サンデーアルファ)」を駆って飛行テクニックをコーチする記事が掲載されています。

↑写真右がエンジンを調整される吉岡嗣貴さん。

↑ちなみに写真が撮影されたのは吉岡さんが開設された高知ラジコンクラブ専用飛行場。「仁淀ブルー」で知られる仁淀川河口の河川敷にあり、記事右下の写真には仁淀川河口大橋が見えます。


高知の新春の風物詩となった「龍馬マラソン」で折り返し点となる場所です。

(↑龍馬マラソンコース図(下のリンク先サイトより)

https://ryoma-marathon.jp/course/


後年、この場所で吉岡さんの世界トップレベルのフライトを拝見する機会がありました。30年以上前の懐かしい思い出です。


↓こちらは同じ雑誌に掲載されているヨシオカモデルファクトリィの広告。


そんなレジェンドの方によって創業された「モデルショップヨシオカ」さん、


2013年に現在の場所(上町)に移転されました。


上町は坂本龍馬が生まれ育った街。


路面電車が走る通称「電車通り」の北側に立つ店舗。通りの向かい側には「坂本龍馬生誕の地」の碑が立っています。

http://www.rc-yoshioka.com/contact.html


https://www.attaka.or.jp/kanko/dtl.php?ID=167


三山さんは2018年に「三山ひろしのさんさん歩」の収録で訪問されましたので、私の中では既に聖地。ラブ


時々訪問してみたいと思います。おねがい


コアラ


この日購入されたプラモデル、写真を拡大してみると「'64 GLORIA SUPER6」という名前。


三山さん在郷時代の愛車だったグロリアのご先祖様ですね。おねがい


調べてみると昭和34(1959)年のデビュー当時は、昭和41(1966)年に日産自動車(株)に吸収合併されたプリンス自動車工業(株)の製品でした。


「ケン&メリー」のCMで有名になったスカイラインが元はプリンス自動車で誕生し、日産に引き継がれたことは知っていましたが、グロリアも同じだったようです。


1964年は昭和39年、東京オリンピック開催の年に製造された二代目グロリア。


スーパー6の名のとおり6気筒エンジン搭載。


静かで滑らかな走りだったのでしょうね。


完成が楽しみです。

https://m.youtube.com/watch?v=bNvPj2ykDX0


コアラ


そしてこちら↓のオフィシャルブログ、

https://ameblo.jp/hiroshi-miyama/entry-12697062783.html


力作のプラモデル「サニートラック」のノスタルジックな写真をUPされています。


街角に停まっている様子はまるで実車のよう。びっくり


1971年から2008年までフルモデルチェンジせずに製造販売が続けられたB210型サニートラック。


ノスタルジーを感じさせるスタイルなのに現役であることが驚きでした。


コンピュータによるエンジンやブレーキの制御に始まり、ハイブリッド車、そして電気自動車や燃料電池車の登場、水素エンジンの開発と、時代と共に技術が目まぐるしく発展する現代。


三山さんが「伸び盛りの日本で活躍したあの時代の名車」と表現されている高度成長期に登場した旧車はどれも個性的で、技術者の思いが感じられたものでした。


見事な仕上がりのプラモデルと写真に、懐かしいあの頃を思い出させていただきました。おねがい


コアラ


https://m.youtube.com/watch?v=MJSbl97Ju6c



https://m.youtube.com/watch?v=uEN3zhk2L6I



マニアックな話題に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

m(_ _)m