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演歌歌手三山ひろしさんの故郷高知県から、三山さんや高知の話題をテーマに書かせていただいております。 

コアラ

この度の台風19号により亡くなられた方々のご冥福と行方不明の皆様の一刻も早い救出をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

コアラ

さて三山さん、先日の木曜日(10月10日)は1年ぶりの地元高知市でのコンサートでした。

新企画による「笑顔を届けます!コンサート」のスタートが地元高知からとなり嬉しいかぎり。爆笑

会場は例年の高知県民文化ホールのオレンジホールではなく高知市文化プラザ「かるぽーと」の大ホール。

県民文化ホールが天井改修工事で今年度いっぱい休業に入っているためのようです。

かるぽーと大ホールは収容人数が県民文化ホールオレンジホール(1507席)の約2/3(1085席)。

「チケット確保が厳しそう。ショボーン

と思いましたが、なんとか確保。照れ

行ってきました。

高知市文化プラザは高知市が発注し、2001年に竣工した地上11階地下3階の高知県下最大の文化施設。


「かるぽーと」の愛称は公募によるもので、カルチャー(文化)とポート(港)を組み合わせた造語です。

円筒形で上部をカットしたような外観が特徴的な建物。

その正面には広場があり、そこから広い階段が二階の広場(ガレリア=回廊)へ伸びています。
↑二階広場から望む施設正面の広場。その向こうを左右に走るのは路面電車が走る通称「電車通り(国道55号線)」。
↑正面の広場からへ二階広場へ上がる階段。エレベーターは階段の左右へ回りこんだところに三基あります。
↑大ホールへのエントランスは二階広場に。一階席にはここを入ってから降りることになります。
↑大ホールエントランスの向かい側には小ホールや事務室への通路が。

施設内には大ホールと小ホールのほか、高知市中央公民館、横山隆一記念まんが館、レストラン、喫茶店、市民ギャラリーなどがあります。
↑3階への階段とエスカレーター。
↑正面広場の東には浦戸湾から太平洋へと繋がる「堀川」が。↓
↑堀川は昔、舟による重要な物資の輸送ルートでした。

江戸時代にはこの場所からさらに西の高知城近くまで伸びていました。

と、一昨年のNHK「ブラタモリ」でやってましたね。
↑河口に近い堀川北岸からかるぽーと方面を望む。中央の最も高い建物(ホテル日航高知旭ロイヤル)の向こうにかるぽーとが見えます。

この辺りは県営高知港堀川浮桟橋と呼ばれ、プレジャーボートや遊覧船がたくさん係留されています。

かるぽーとの「ぽーと」はこの辺りから来ているようです。照れ

川の左右には三山さんが誕生された頃に植えられた桜並木があり、

シーズンには満開の桜が見事な景観を見せてくれます。びっくり


コアラ

さて、そんな立地の会場で開催されたコンサート、

大ホールは8年ぶり二回目でしたが、内部の様子は記憶がありません。

入場すると3階席まであり、左右には4層のバルコニー席。

新歌舞伎座みたい。びっくり

想像していたよりゆったりとしていて快適。

いつもの中売りで笑わせてもらっていたら、開幕を告げるブザーが鳴り、

スリーマウンテンバンドの演奏と共に開幕です。

緞帳が上がるとセットのセンターで両手を広げたポーズの三山さん、

大拍手の中、あちこちから「三山さ〜ん!」や「ひろしく〜ん!」などの歓声や指笛の音が響きます。

早くも客席は最高潮!!

オリジナル曲を歌唱しながら階段を降り、ステージの前に。

そしてお約束のご挨拶。

「心に響くぬくもりの声、

ビタミンボイス!」

「三山ひろしでございます、どうぞよろしくお願い申し上げます。」

「ボイス!」には客席も声を合わせて盛り上がります。

そして高知会場お約束の

「もんて来たで〜。」

「お帰り〜。」

のご挨拶。

これをやらないと始まった気がしません。爆笑

オープニングトークでは「笑顔を届けます!」と題した新企画によるコンサートの最初の公演であること、

そして初めて自らプロデュースに挑戦したことを語られました。

ということは歌唱曲も曲順も三山さんご自身の考えが反映されているということですね。おねがい

これは楽しみです。ラブ

そう言えばオープニングのオリジナル曲も意外な一曲で、盛り上がりました。

(今後各地での公演が続きますので曲名は控えさせていただきます。)

カバー曲は戦前まで時代を振り返る構成。

三山さんの歌声でお聴きするのは初めての曲ばかり。

戦前の曲から、終戦直後のヒット曲も。

歌の主人公になり切り、歌詞の描くストーリーを再現する三山さん。

戦地から復員する兵士の故国を思う心情や帰らない我が子を思う母の心、

哀しみや憂い、喜びなどの感情を自在に込める三山さんの歌声は、それらを完璧に表現。びっくり

男なので涙を流している顔は人に見られたくないのですが、

知らず知らず感情移入してしまい、涙をこらえるのがたいへん。タラー

気づいたら涙が頬をつたってました。えーん

コアラ

長編歌謡浪曲は生では初めて拝聴する新作。

登場人物の心を見事に表現されます。

何度も何度も繰り返し稽古に取り組まれたことを感じさせる素晴らしい仕上がりでした。

客席からは大拍手!、男性ファンの絶賛の声が響きます。

後半では演歌、ムード歌謡、J -POPやニューミュージックの名曲を熱唱されました。

客席へ降りての握手も。ラブ

2〜3階はもちろん、左右4層のバルコニー席にも気づかいを忘れない三山さん。

たくさんの握手を求める皆さん、何かハプニングがあったらしく爆笑が起きる場面も。爆笑

ステージに戻り大ヒットしたJ -POPの名曲(女性ボーカル)を聴かせたかと思えば、男性ボーカルの名曲を激しいアクションと共に披露!

ハードスケジュールが続いているはずなのに、凄い運動量!びっくり

楽しんでもらおうという心が溢れています。おねがい

激しいアクションの直後には一転、

息も切らさずニューミュージックの名曲(女性ボーカル)をしっとりと歌い上げました。

いつもながら演歌以外のジャンルでは演歌っぽさは全くなし。

選曲も好みに合って大満足!おねがい照れ

トークは、土佐弁を多用して笑わせていただきました。

ちょっと例年より控えめかな?と感じました。

その他、8月に逝去された恩師中村典正先生との思い出や感謝の言葉、

そして年末のあの番組に勝負曲「望郷山河」で出場を目指す心情を語られ、

故郷の皆さんの応援を期待されました。

トークでも歌唱でも、目に光るものが見える場面があり、

こちらもウルウル。タラー

そして感動のエンディング。

客席の隅々まで心を配って手を振り、頭を下げながらの歌唱が感動を盛り上げます。

緞帳が下りきるまで気を抜かない三山さんでした。

感動と楽しい時間をありがとうございました。お疲れ様でした。おねがい


コアラ

物販でこんな物を購入しました。

↓新商品、三山ひろしマフラータオル。
↓三山さん自筆のイラストがプリントされています。

↓パッケージがリニューアルされた三山ひろしの塩けんぴ。

以前はイラストだった三山さんが写真になってます。

開演前や休憩中、客席での中売りでおなじみですね。爆笑

中味の塩けんぴは四万十町の菓子メーカーさんが製造されています。

さつまいもにまぶされている糖蜜に絶妙なバランスで塩が配合されていて、

かすかな塩味がさつまいもの甘さを引き立て、食べ始めると止まらなくなります。

スイカ🍉を食べる時に塩をつけるのと同じ理屈ですね。

高知の味、ぜひお試しくださいませ。おねがい

コアラ

コンサートの翌日は「四万十川」歌碑見学ツアーでした。

参加したかったのですが、仕事の都合で断念。ショボーン

約150人の皆様が歌碑や岩間沈下橋を見学され、義援金の贈呈式や昼食会、坂本龍馬像見学を楽しまれたことをオフィシャルブログ↓で拝見しました。

たくさんの皆様に高知を見ていただけ、嬉しいかぎりです。ありがとうございます。

高知県の観光振興に積極的に活動される三山さんに一県民として感謝しかありません。

本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。おねがい

岩間沈下橋の一日も早い復旧をお祈りします。

↓高知市文化プラザかるぽーとのサイト。
↓義援金贈呈を伝える高知新聞記事。









最後までご覧いただき、ありがとうございました。
m(_ _)m