ご覧いただき、ありがとうございます。
演歌歌手三山ひろしさんの故郷高知県から、三山さんや高知の話題をテーマに書かせていただいております。
というか明日(6月16日)ですね。
先週(6月7日)の高知さんさんテレビ「PRIMEこうちF」で、
玉井アナのブラジル行きの質問に
「6月13日から23日まで10日間、行って来ます。」
「ブラジルの開拓の祖が高知の方なので、イベントがあって呼んでいただいてお邪魔することになっています。」
と答えられた三山さん。
報道によると滞在期間は14日から21日までだそうで、移動に2日かかるわけですね。お疲れ様です。
昨年末はけん玉でギネス世界記録を樹立して「世界の三山ひろし」となられた三山さん。
初海外公演の実現で、
名実共に「世界の三山ひろし」となられ、嬉しいかぎりです。
日本移民111周年を記念して開催される「三山ひろしコンサートinブラジル」。
会場はブラジル最大、かつ南半球最大の大都市サンパウロ市(人口1100万人以上)の文協大講堂。
6月16日(日)の11時(日本時間同日23時)と15時(同17日3時)の二回公演。
2月に開かれた関係者による会見では「前評判が凄く、問い合わせが殺到」していたとのこと。
類まれな向上心と集中力で自らを鍛え上げ、進化し続けるエンターテイナー三山ひろしさん。
そのパワフルで華麗なパフォーマンスが観客の皆さんを魅了することでしょう。
ご覧になった方々の感想が楽しみです。
私の地理の知識では、ブラジルが「南アメリカ大陸の大西洋側にある」くらいしかわかっていませんでしたので、
調べてみました。↓
広っ‼️
日本との時差は12時間。
↓サンパウロはどこ?
↓ありました。
なにせ国土のデカさが半端ないブラジル、
日本本土と対比してみると、500kmくらいはありそうです。
ちなみにリオデジャネイロは1960年までブラジルの首都だった都市。
現在の首都はブラジリアです。
土佐の偉大な先達水野龍さんが創立された皇国殖民会社がブラジル・サンパウロ州議会との間で明治40(1907)年に交わした移民契約。
それに基づいて初の移民団781人が明治41(1908)年4月28日に笠戸丸で神戸港を出港し、50余日の航海の末、同年6月18日にブラジル・サントス港に入港しました。
コンサート開催日も、三山さんのご希望で、「日本人移民の日」とされているこの日に近い16日に設定されたようです。
笠戸丸はブラジル移民に活躍した貨客船。日系移民の皆さんにとってシンボル的存在だそうです。
水野龍さんは、土佐藩士の家に誕生された幕末から終戦後の昭和26年まで92年の人生を生き抜かれた人物。
皇国殖民会社等を創立し、国の援助を勝ち取ったりブラジル側との交渉に取り組んだりと、日本人のブラジル移民に精魂を傾けられたことで知られ、自らも大正時代末頃ブラジルに移住。
昭和10年代にパラナ州クリチーバ(クリティバ)に「土佐村」の建設に乗り出され、その資金調達のため83歳のご高齢にもかかわらずご家族をブラジルに残して一時帰国。
↓サンパウロの南に笠戸丸が入港したサントスとクリティバがあるのがわかります。
折悪く太平洋戦争勃発のため戻れなくなり、戦後まで祖国に留まることに。
戦後の昭和25年に再度渡伯され、ご家族と再会、翌年サンパウロ市内で92年の生涯を終えられました。
墓所もサンパウロ市内にあるとのこと。
三山さんにとっては郷土の大先輩、墓所のお参りを希望されているようです。
実現すると良いのですが。
その他、主催者の方が水野龍さんの胸像を設置し、三山さんにテープカットに出席してもらう予定とのこと。
ブラジル公演と諸行事の大成功を心よりお祈りいたします。
↓ブラジル公演を伝えるネット記事。
↓こちらもぜひ。
↓三山さんが水野龍さんに言及されたオフィシャルブログ。
↑掲載されている高知空港の写真は当日のものではないそうです。
↓水野龍さんの詳細はこちら。
↓笠戸丸の詳細はこちら。
↓当時の笠戸丸の航路がわかる動画。
↓こちらもご参考に。
↓現地での会見の様子
会見記事によると19日午後7時(日本時間20日午前7時)からアサイ市のアサイ文化協会でも公演があるとのことです。(6月15日17時18分追記)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
m(_ _)m