演歌歌手三山ひろしさん、
昨年の紅白歌合戦出場曲「四万十川」の歌碑が、四万十川の近くに建立されています。↓
なんだか固定されてないように見えると思っていたら、
半年後には土台ができて、ボルトで固定されていました。
場所は四万十川の岸辺を走る国道441号沿いの「岩間四万十茶屋」の駐車場。
↑「岩間四万十茶屋」のサイト。
昨年5月にご本人が出席されて除幕式が開催されました。
除幕式の様子を伝える記事です。↓
↓動画も。
今年1月、四万十市西土佐ふれあいホールでコンサートがあった際、立ち寄ってみるとたくさんのファンの方が写真を撮っておられました。
先般のNHK「うたコン」では水谷千恵子さん(友○さん)が現地で収録したレポートが流れました。
屋形船で沈下橋をくぐる場面など、本当に美しい映像でした。
歌碑の右上にある節穴から沈下橋が見えるそうです。気づきませんでした。
全国のファンの皆様には「行ってみたい」と思われた方がおられると思います。
ということで今回は、歌碑へのアクセス情報をご紹介させていただきます。
ご旅行の参考になれば幸いです。
高知県は四国の下側、四国のほぼ半分を占めています。
南は太平洋に面し、北側には四国山地が連なっています。
県庁所在地はほぼ中央にある高知市。
歌碑のある四万十市西土佐は高知市から100キロ余西に。国道利用で2時間余。
四国外からのアクセスは、
空路は高知龍馬空港。
三山さんの故郷南国市にあります。
路線は東京、大阪、名古屋、福岡。
JR高知駅との間を連絡バスが走っています。
高知県は高知市とその周辺を除いて公共交通機関の便数が少ないので、移動は自家用車か空港または主要駅(高知駅 ・中村駅)からレンタカーの利用をお勧めします。
車なら高速道路が岡山県から瀬戸大橋を渡って香川県〜愛媛県を通り高知市経由で四万十町窪川まで整備されています。↓
高知インターチェンジから四万十町窪川までは対面通行です。
高速道路の現在の終点は「四万十町中央」インターチェンジ。
岡山インターチェンジから四万十町中央インターチェンジまでの所要時間は2時間45分程度。
終点で国道56号線に接続しています。
国道への出口を左折するとすぐに道の駅「あぐり窪川」が右手にあります。↓
高知県西部を車で旅するときに便利な道の駅です。
ここでポイントなのですが、
「あぐり窪川」から歌碑までのルートは二つあります。
一つは国道56号をそのまま西に走り四万十市(旧中村市)に入るコース。
海岸線を走るので太平洋が一望できます。
あぐり窪川から四万十市中村までは1時間程度。
途中道の駅が二つあります。
歌碑に行くには中村で四万十川沿いの国道441号に入り30〜40分北上します。
このコースには難点があります。
実は国道441号は岩間から下流方面の一定区間は二車線化されていないのです。。
ダンプカーなどが対向して来ると行き違いがたいへんです。
私はそんな道ばかりの頃免許を取得したので慣れていますが、
バックが苦手な方はやめた方が無難です。
で、
もう一つのコース、四万十町窪川から四万十川沿いの国道381号に入り四万十市西土佐江川崎を目指すコースがオススメです。
四万十川と山々の風景を楽しめます。
国道381号への分岐点は、あぐり窪川から国道56号を2〜3分四万十市方面に走ったところです。
宇和島方面へ右折することになります。
あぐり窪川から江川崎までは1時間強といったところ。
こちらは途中に道の駅が3箇所あり、休憩場所には困りません。
昔は2時間くらい要していましたがトンネルや橋が整備されて近くなりました。
国道381号は四万十市西土佐江川崎で四万十川から離れ愛媛県宇和島市に向かいます。
歌碑に行くにはここで四万十川沿いに四万十市中村に下る国道441号に入ります。
高知新聞に掲載された四万十市西土佐江川崎の航空写真。↓
右の丘の上に2017年1月28日に気鋭の道コンサートが開催された「西土佐ふれあいホール」が見えます。26年前には既にあったのですね。
写真上方が四万十町窪川方面(上流)
四万十川沿いに下って来た国道381号は左から流れ込む支流沿いに直角に曲がります。(写真左にある短い橋の上が分岐点)
四万十市や歌碑に向かうには分岐点で国道441号に入る必要があります。
ここから歌碑のある岩間までは5km程です。時間にして10分から20分程度です。
歌碑に直行するなら四万十市回りよりこのコースの方が早く、すべて二車線なので快適です。
江川崎にある道の駅「よって西土佐」のサイト。アクセスの参考に。↓
この動画サイトで国道381号の道の駅「四万十とおわ」から江川崎で国道441号に入り、岩間を通過する様子が見られます。↓
鉄道は岡山駅からJR瀬戸大橋線〜土讃線〜土佐くろしお鉄道で最西端の宿毛市までつながっています。
歌碑を目指すには中村駅で下車し、バスかタクシーを利用して国道441号を北上することになります。
↓中村駅〜江川崎線のバス時刻表
1日3往復、日曜祝日・1月1日〜3日は運休とのこと。観光利用には現実的ではありません。
過疎地域なのでいたしかたないところです。
タクシーでは40分〜50分というところでしょうか。
土佐くろしお鉄道の起点は四万十町窪川の窪川駅(JRと共用)ですが、JRはここから愛媛県宇和島市を結ぶ予土線(よどせん)が出ており、途中の江川崎(えかわさき)駅が歌碑への最寄り駅です。
↑予土線の路線図。
予土線は「四万十グリーンライン」の愛称があり、江川崎駅まで四万十川に沿って走ります。
こちらの動画は窪川〜江川崎間の全行程を見ることができます。↓
四万十川を挟んで対岸には国道381号が見えます。
予土線と国道が並走する区間もあります。
江川崎駅〜中村駅の間はバスが運行されていますが、先述のとおり1日3往復、日曜祝日等は運休。
と、ここまで書いたところでこんなサイトを見つけました。↓
↑
四万十市西土佐までの詳細なアクセス方法が掲載されています。
さすが地元のサイト、詳しいです。
ちなみに江川崎にタクシーはないとのこと。
タクシー利用の場合は土佐くろしお鉄道の中村駅を利用するか、予土線の十川(とおかわ)駅の地域にあるハイヤー会社を利用するしかないようです。
アクセス方法は以上です。
宿泊先としては四万十市中村の市街地にホテルや旅館が何軒かあります。
三山さんファンの皆様には歌碑から車で10分程の、江川崎の対岸にある「ホテル星羅四万十(せいらしまんと)はいかがでしょうか?
今年1月に気鋭の道コンサートがあった「西土佐ふれあいホール」の隣にあります。↓
右の建物がホテル星羅四万十。
四万十川を見下ろす大浴場があり、空気が澄んでいることを活かした天文台で満天の星が見られます。
詳細はこちらでどうぞ。↓
ダラダラの長いブログ、最後までご覧いただきありがとうございました。
m(_ _)m
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