-C-O-C-OHの形が糖にあれば
アルデヒドに変化して還元性をもちます。
この形をヘミアセタールといいます。
ちなみに-C-O-C‐O-Cをアセタールと言います。
糖の問題では頻出で
エーテル+OHの形ですが
覚えにくいので
-C-O-C-OH(国王)って覚えては?
-O-C-OH(億王)でも発見できます。
引っ張られてH(水素イオン)が放出されるからです。
その水素がC-O-CのOに転移します。
その結果
②O‐Cの部分がきれてしまいます。
そのとき③アルデヒド基が出来ます。
フルクトースは少し難。
やはり①OH基のHが転移して
②O‐Cの部分で環が切れる
ところまでは同じです。
次にヒドロキシケトン基の
③CH₂OHのHが離脱します。
④CH₂のHが隣のCに転移
さらに
⑤OにHが付加して
⑥アルデヒド基が完成します。