来年65歳、前期高齢者になります。
厚労省発表の2019年の平均寿命と健康寿命は、
平均寿命は、女性87.45歳、男性81.41歳
健康寿命は、女性75.38歳、男性72.68歳
平均値でみると、健康上の問題で日常生活に制限を持ちながら暮らす時間が、女性の場合は約12年もあるということです。
自分が好きなように行動できる日常生活がどれだけ素晴らしいことか、介護される身になると痛感するのでしょう。
誰も好きで認知症や障がい者になるのではありません。介護してもらうことになっても、その人らしく、尊厳のある生き方ができるようにというのが理想ではあります。
人生のゴール（死）
私は、長生きすることよりも、自分らしく生きて潔くゴールを迎えたい。
自分はどうやって人生のゴールを迎えたいのか、こうなったらこうしてほしいとか、考えて、家族に伝えておくことも必要だと思います。
とは言え、先のことはわかりません。生きたいように残りの人生を楽しんで、長患いすることなく、徐々に衰弱しできるだけ苦痛を伴わずに、家族に感謝を伝えて穏やかに最期を迎えるのが私の理想ですかねぇ。
PPK（ピンピンコロリ）、病気に苦しむことなく元気に長生きし病まずにコロリと逝くのが良いとよく言われます。もし朝起きてこないので見に行ったら亡くなっていたら、警察が来るのでしょうか？ もしどこかで突然倒れたら救急搬送されて救命救急処置されて…。木村知医師によると「家族の立ち入りを禁じられた冷たい救急室の中で、人工呼吸器をはじめとしたあらゆる装置につながれ、採血や点滴の針を四肢に刺され、心臓マッサージをされ……というフルコードの処置のあげくの果てに、人生で初めて会う人たちだけに囲まれて最期を迎えることになる可能性が極めて高いものである、という認識は持っておいたほうが良いでしょう。」とのことです。
誰もが老いるまで生きることができるわけではないのですから、老いを有難く受け入れて自分らしく人生を全うできたらいいです。
幸齢者を目指して楽しく生きていきたいです。