天職探しとは本来、「あなたが世界に何を求めるかではなく、世界があなたに何を求めているか」という問いに答えを出すこと。

 

■「仕事選び」を困難にする3つの要因

①人工知能の台頭

②寿命の伸長と事業の短命化

③「VUCA」 V:Volantility=不安定 U:Uncertainty=不確実 C:Complexity=複雑 A:Ambiguity=曖昧

世界はどんどん不安定で不確実になっており、1つの職業が仕事の内容とじぶんの性格や能力がフィットする職業であり続ける期間が短くなっているということ。また職業の在り方がどのように変化していくを予測することも不可能となっている。

 

■パッシブセイフティとしての転職技術

 キャリアショックを意識したキャリア形成が重要な時代に突入している。

社会全体の活性度を高める為に、優秀な人材こそ流動的にキャリア形成していくべき。

リスク回避志向の強い日本では説教k的にリスクをとりにいく期待効用は大きい。

思想家キルケゴールのいう嫉妬・羨望・劣等感の総称ルサンチマンに覆われている日本は、非常に受身で自ら変化を主導できないため、「他人と同じである」ことに最大の価値を見出す。

 

■企業の経営戦略の軸

 「自社の中核的な能力」「事業のKSF」

KSFとは、当該事業が成功するためのカギとなる要件。

 

■8つのキャリア・アンカー

 ①専門・職能別コンピタンス ⇒才能をフルに発揮して専門的な能力で解決すること。専門家。

 ②全般管理コンピタンス ⇒組織の階級を上り詰めること。出世志向の人

 ③自律・独立 ⇒自分のやり方、自分のペースを守って仕事を進めること。

 ④保障・安定 ⇒自分の人生の安定性を最優先に考える。

 ⑤起業家的創造性 ⇒危険を顧みずに事業を起こすことに充実感を求める。

 ⑥奉仕・社会貢献 ⇒世の中に役立つことに意義を感じる。

 ⑦純粋な挑戦 ⇒一見不可能な課題にあえて立ち向かていく。

 ⑧生活様式 ⇒個人の欲求、家庭の要望、仕事上の要請のバランスを重視する。

 

■「いい偶然」がキャリア形成を促す

 いい偶然を引き起こすための5つのポイント byクランボルツ

 ①好奇心

 ②粘り強さ

 ③柔軟性

 ④楽観性

 ⑤リスクテイク

 

■「いい偶然」を取り逃がさない為の準備

 ①「人脈力」×「信用力」

 ②「プロセッシングスキル」×「ストックスキル」

 

■3段階の人脈

第1段階:親友 ⇒自分の趣味嗜好、ダークな部分まですべて知っている

第2段階:同僚 ⇒自分の働きぶりや取り組み方をしっている

第3段階:知人 ⇒表面的な情報だけ知っている

第2段階の人脈がキャリア形成に必要な「いい偶然」を持ってくることが多い。この人脈を広げるには、自分なりの行動規範、”矜持”を持ちプリンシプルになることを心掛けることが重要。

まず目の前の仕事を誠実にこなす。いま周りにいる人に史実に対応する。自分らしく振舞う。

 

■プロセッシングスキル×ストックスキル

 プロセッシングスキル:入力された情報を処理して出力する能力

 ストックスキル:蓄積された付加価値の源泉となる知識やノウハウ

この2つの能力をバランスよく育むことが重要。

プロセッシングスキルに代表されるロジカルシンキング/ライティングは、突き詰めるとみんなが同じ演繹法に辿り着くので、あえて破綻を内包させて揺さぶりをかけ差別化することにより競争優位性を生み出す。

 

■ストックスキル形成における、メタファー的展開とメトニミー的展開

 メタファー的展開とは、横に深堀していく知識構築の展開方法で、リーダーシップ論から南極点到達に初めて成功したアムンゼンの南極探検日記に展開していくといった方法。

 メトニミー的展開とは、ヴェネチアに関する本を読んでゴンドラが出てきたので、次にゴンドラに関する本を読むといった縦に深く展開していく方法。

 

■攻めの転職の注意点

失うものをちゃんと考える。ROIと一緒。

大事なのは報酬と成果のバランス。