新年明けましておめでとうございます。
皆様の御多幸と事業発展を祈念申し上げます。
株式会社 大萬
代表取締役 守行 謙治
旧年中は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。
今年も皆様のおかげで無事に新しい年を迎えることができ感謝申し上げます。
2023年の日本経済を振り返りますと、コロナに対応した行動制限が撤廃され、経済活動の正常化が進んだ１年でした。
海外情勢はといいますと、世界に衝撃を与えたロシアとウクライナの衝突は膠着状態に陥っており、昨年10月には中東でも軍事衝突が起こるなど、不穏な状況が続いています。また、アメリカやヨーロッパでは総じて高インフレが続いており、金融政策が引き締められています。この影響で、円安が進んでおり、わが国でも、輸入製品を中心に物価が上昇し、家計を圧迫しております。
一方、経済活動の正常化は着実に進んでいます。昨年５月に新型コロナ感染症の分類が５類感染症に変更され、それまで行われていた入国制限などの規制も撤廃されました。これによって人流が回復し、「リベンジ消費」が経済を活性化させました。繁華街ではかつての賑わいが戻り、観光地は外国人を含む多くの観光客の姿であふれております。
そして何より阪神タイガースが18年ぶりのセ・リーグ制覇し、59年ぶりに実現した「関西ダービー」では大いに関西が盛り上がり、更に38年ぶりに日本一の栄冠を勝ち取り、A.R.Eに沸いた一年でした。
企業活動については、サプライチェーンが正常化したことで部品や原材料の円滑な調達が可能となり、安定的な供給に落ち着きつつある一方、半導体などの分野においての大型工場建設、2025年大阪・関西万博の会場建設において、資材の一部欠品等が発生しており、今後の動向をしっかり注視していかねばならないと考えております。
新年の日本経済を展望しますと、不透明な海外情勢が続きますが、内需を中心とする景気回復が続くものと考えられます。家計では、雇用・所得環境の改善に支えられて、個人消費が回復する見込みです。春闘では、昨年を上回る賃金の引き上げが予想されます。企業収益が大企業だけでなく中小企業でも改善していることから、これまで以上に賃上げの動きが広がると予想されます。資源高や円安が一服することから、物価の上昇が落ち着き、家計の購買力が向上する見通しです。
このようにわが国は、バブル崩壊からコロナ禍に至る「失われた30年」を経て、重要な変化の過程にあります。こうした変化を経済成長につなげていくためには、従来の考えに拘泥せず、新しい発想を取り入れていく姿勢が必要になります。
今年は辰年(私事ですが年男です)ですが、中国では辰、すなわち竜は幸運・財産・幸福をもたらすものとされています。また、六十干支でみますと、今年は「甲辰（きのえたつ）」にあたります。甲（きのえ）は十干の第一位であり、新たな10年の始まりの年です。
私たちは、まさに今、ポストコロナの新しい世界のスタートラインに立っています。今年こそ、長きにわたった停滞を抜け出し、新たな成長のフェーズへと踏み出すことを願ってやみません。
相場の格言でも「辰巳天井」といって、相場がピークを迎える年ともいわれますが、日本企業の改革努力をみますと、辰巳は当然のこと、その先の2020年代後半も持続的に株価が伸びていくことが期待できます。
「登竜門」のことわざにありますように、鯉が竜になるようこれまで培った力を存分に発揮し、大いに飛躍する年としていきましょう。
私たち大萬は、守るばかりでなく、時代・経済の流れをしっかり読み、既成概念にとらわれることなく、更なる成長基盤の確立に向けて、勇気を持って一歩、二歩と踏み出し、事業を緩やかであっても拡大そして継続していく所存でございます。
本年も社員一丸となり全力を尽くして参りますので、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。
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建築総合資材（木材・新建材）、住宅設備機器（住設商品・省エネ機器）の提案、販売
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株式会社 大 萬
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私たち大萬は通気断熱WB工法による『呼吸する家・WB HOUSE』を提案いたします
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