「中国が国境を越えてネパールに侵入」とのネパール政府の報告書をBBCが報道 | 幸福実現党 森よしひろのブログ

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「中国が国境を越えてネパールに侵入」とのネパール政府の報告書をBBCが報道 アジアを守り、地球の「霊的磁場」を守る戦い
https://the-liberty.com/article/19222/

《ニュース》
ネパール政府が、「中国が国境を越えて侵入している」という報告書をまとめたと、英BBCがこのほど報じています。

《詳細》
報告書は、ネパール西部のフムラ地区で、中国が不法侵入しているとの訴えを受けてのものとしています。BBCの問い合わせにネパール政府は回答しておらず、報告書も公表されていない状態です。

報道によれば、住民から「中国が国境のネパール側に建物をつくった」との訴えが出ており、政府は警察と政府代表で構成される調査隊を派遣。調査隊は、建物の一部が中国側に建てられていたことを確認し、ネパール側で中国の治安部隊が監視活動を行い、宗教活動を制限していたとしています。

報告書では、中国がネパールの牧畜農家に対して放牧場所を限定するなどの制限を行っていたり、国境を示す支柱の周囲にフェンスを設置したり、ネパール側に道路や運河を建設したりしていたなどと指摘。現地にネパールの治安部隊を配備することや、あいまいになっている国境の位置を住民にはっきり示すよう勧告しているといいます。

《どう見るか》
今回の報告書でも、現地のネパール住民が国境問題について語りたがらない傾向があり、その理由として「国境反対側の中国市場側に依存している人がそれなりにいるため」と分析されているといいます。

中国はこれまで、経済的な利益をだしにして、周辺国の取り込みを進めてきました。ネパールでは2017年に、親中の共産党政権が誕生。中国は「一帯一路」構想の一環として、ネパールに対してインフラ整備の支援や両国間の鉄道建設などを推進しています。21年7月、ネパールではインド寄りの政権に交代したものの、中国とインドの狭間にあることから依然として不安定な状況が続いています。

大川隆法・幸福の科学総裁は、21年12月のエル・カンターレ祭法話「地球を包む愛」の中で、チャイナマネーに取り込まれる国々を名指ししながら、「お金で魂を売ってはいけない。(中略)ネパールよ、国を売るなかれ。スリランカもインドも気を付けてほしい」と警鐘を鳴らしています。

さらに大川総裁は、著書『メシアの法』において、ヒマラヤ近辺の地下に地球の霊的な中心地で、人々を霊的・精神的に導くリーダーの修行の場である「シャンバラ」が存在することを明かしています。現在、無神論・唯物論国家である中国が拡張することにより、シャンバラの霊的な磁場が破壊されるという危機に瀕しているというのです。

日本は1月末、ネパールに6年ぶりの円借款を行い、経済協力に乗り出しています。中国の脅威にさらされているヒマラヤ周辺の各国に日本が協力することは、アジアを守るとともに、この地球の霊的な磁場を守る意味でも、今後ますます重要なものとなるでしょう。