アラブ諸国で進む対立構造の変化――世界平和と真の国際的正義の実現を(前編)[HRPニュースファイル1948]
http://hrp-newsfile.jp/2019/34
幸福実現党 広報本部チーフ 西野 晃
◆ローマ法王フランシスコのUAE訪問
2月5日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王はUAE(
カトリックの最高位にあるローマ法王がイスラム教発祥の地である
屋外競技場で開催されたミサには、数千人のイスラム教徒を含む約
宗教間会合で行った演説では「どんな形であれ暴力は非難される。
地元メディアも「歴史的な訪問」と歓迎、UAEのムハンマド首長
昨年にはイスラエルのネタニヤフ首相がオマーンを公式訪問してい
UAEやサウジアラビアと良好な関係を持つオマーンは、これらの
◆アラブ諸国内での対立軸の変化――
どうやらイスラム教とユダヤ教(そしてキリスト教世界)との宗教
中東は現在も様々な対立軸が複雑に絡み合い混迷の最中にあります
その一つが、イスラム教スンニ派が多数派を占めるサウジアラビア
両者はイスラム教の二大宗派で、世界のイスラム教徒人口のうちス
「世界最悪の人道危機」と呼ばれるイエメン内戦が両者の代理戦争
少なくともスンニ派陣営にとっては、今回の法王訪問を地域的な影
こうした動きは今後ますます熾烈になっていくでしょう。
サウジアラビアでは、次期国王と目されるムハンマド皇太子が「ビ
しかし目玉である国有石油会社サウジアラムコの株式上場が中止に
皇太子が開始したイエメンへの軍事介入で軍事費は膨らむ一方で、
また、強権的手法を多用したことで国内からの資金流出が拡大、王
中東・北アフリカ地域では昨年後半から経済状態の悪化に対する抗
中東メディアは2011年に発生した「アラブの春」が再来する可
その状況下で、日本はどのような外交戦略をとるべきか次回述べて
(つづく)
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