SMAPメンバーの出演したフジテレビの過去ドラマを語るシリーズ。
一応、5人のドラマのことは全部書きましたが・・・
どうしても
最後に、SMAP6番目のメンバー森且行さんが出演したフジテレビドラマのことも語りたい。
ていうか、実はそれが一番言いたい。
ってことで、おまけの【番外編】として森くんのドラマのことも書きます。
よかったら、お付き合いください。
あ、でもね
他のメンバーと同じように「フジテレビのドラマベスト3」を選べるほど、森くんはかの局のドラマには出てなくて・・・ですね。
このブログを始めた頃
森くんの芸能界時代のお仕事を「ドラマ回顧録」として紹介していたカテゴリーがありまして
(途中で中断。完結してない)
いくつかドラマのレポと感想を書いた記事を残しています。
初主演ドラマ
TOKIOの松岡昌弘君と共演した
脇役なのに衝撃のラブシーンがあった(笑)
ミステリアスな青年を演じたシリアスなドラマ
この中でフジテレビで放送されたものは、「世にも奇妙な物語~3日間だけのエース」です。
高校生の友情、生と死をほろ苦く切なく描いた作品で「世にも」シリーズの中では異質の部類に入るんじゃないかな?怖くないし(笑)
TOKIOの松岡君とはこの共演がご縁になったのか?森くんが芸能界から去ったあとも交流が続いているようですね(2015年のイベントで森くんから「松岡君と連絡取ってる」発言あり)
「世にも」以外で森くんがフジのドラマに出演したのは、あと1作だけ。
本当は、「ドラマ回顧録その6」として書くはずだった作品。
(「その5」は「真夜中を駆け抜ける」(テレ朝作品)の予定でした)
それが今回紹介する
「君が見えない」です。
ドラマ 「君が見えない」
放送日 : 1994.6.6~7.25 (全8回) 関西テレビ制作フジテレビ系列放送のドラマ
キャスト :賀来千香子 手塚理美 石橋凌 伊藤かずえ 森且行
主題歌:「Rusty Nail」 X JAPAN ←これ何気にすごくないか?
あらすじ:
謎めいた深夜のラジオパーソナリティとして人気の賀来千香子は、6年前に不倫の末に心中を図り自分だけが生き残ったという壮絶な過去を持つ女性。その時妊娠していた子を産んでシングルマザーとして娘と2人で暮らしている。
手塚理美は賀来の学生時代からの友人で代理店経営。何かと賀来の力になり彼女のラジオ番組にも関わっている。
賀来のラジオ番組のディレクターの石橋凌は以前手塚と付き合っていたが、現在は別れて賀来に好意を寄せている。賀来の方も同じように感じているが手塚はそれを察知して心が乱れている。
伊藤かずえは賀来が心中を図り亡くなってしまった男性の妹。その事件がもとで婚約が破談となり「何もかも失った」と賀来を激しく憎み続け、自分にとって姪にあたる賀来の娘を奪おうと画策するが、物語の終盤に和解する。
松村次郎(森且行)は、ガソリンスタンドで働く青年。
賀来のファンで彼女の番組を全て録音している。
賀来の優しい語り口に憧れいつしか彼女に恋心を抱くようになった彼はストーカーまがいの行動に走るようになるが、思いが届かないことと、賀来がラジオで発したある言葉をきっかけに自暴自棄になった次郎は賀来がラジオの本番中に自宅に押し入り娘と伊藤かずえを人質に立てこもり、ラジオの生放送で自分との電話の会話をそのまま流すことを要求する。
次郎は過去に父親との確執が原因で母親を自殺に追い込んでしまったという自責の念をずっと引きずって生きてきた。
次郎にとって賀来の声は優しい母と重なるものであり心中事件の影を纏う彼女に、どこか自分と同類だという親近感を抱いてきた。
だが石橋との恋愛や伊藤との和解をきっかけに「新しい自分になりたい」と言った賀来を次郎は許すことが出来ず、その思いを電話でぶつける。
ヤケになり破滅的な行動に出る寸前の次郎を、賀来はラジオから必死で呼びかけ説得し、最悪の事態は避けられた。
その後突然手塚が失踪し賀来が探し出して理由を尋ねると
親友だと思っていたはずの彼女が実はずっと賀来にコンプレックスを抱き複雑な感情を持っていたことなどが明らかになる。
今まで胸に抱えていた感情を互いにぶつけあった2人は、全てを乗り越えてまた前に進むことを選ぶ・・・というエンディング。
次郎のその後は「整備をもっと勉強してF1のメカニックになる夢を持って頑張っている」と、ナレーションが流れていました。
私的解説
このドラマ、オンエア当時は一度も見ることが出来なくて(この時私は第三子妊娠中)
ずいぶん後から友人のご厚意で見たドラマです。
SMAPのドラマ班と呼ばれた3人。
森くん、木村君、吾郎ちゃんですが、このドラマが放送された1994年を振り返ると
木村君は「若者のすべて」 吾郎ちゃんは「東京大学物語」に出演。
そして森くんはこのドラマの後、秋クールで「ママのベッドへいらっしゃい」に出る、という多忙ぶり。
SMAPがまさに勢いに乗ってガーッと上り詰めようとしていた時期だということが感じられます。
なので、主役じゃなくても森くんは物語の中盤、鍵を握る重要な役柄を割り当てられているのがわかります。
影のあるミステリアスな美しい青年・・・
その佇まいだけで絵になるって、やっぱり華があるんだよねぇ・・・
切羽詰まってストーカー行為や立てこもりなどやらかす危険人物の役を体当たりで演じた森くんですが
違う意味でも、頑張ってたシーン・・・あります。
はい。色っぽいシーンの数々・・・
かなり頑張っておりますですよ!(誰目線・爆)
いやしかし、これ、放送当時ファンの中心だった10代の女子達には刺激が強かったんじゃね?
と推察します(苦笑)
そこのあなた、いかがでしたか?
私はこういうの、バッチ来い!もっと来いや!と思うタイプのファンですが←やめろ中高年www
多分この前後から、SMAP自体が年上のお姉様ファン開拓路線に舵を切ったような気がしてるので、このキャスティングもその一環だったのかな~?なんて思ったり(笑)
*この後のドラマ「ママのベッドへいらっしゃい」もある意味すごかったし。振り切ってもっとエロい役を演じてましたもんね、森くん。(いつかそれも書きます)
にしても
「汚点」というドラマに続いてこちらもバイクやメカニックと関わりの深い役、というのはこれいかに(笑)
まるで未来を予測しているようではありませんか・・・と、運命の不思議を思う。
はい。
というわけで、森くんの出演したフジテレビドラマ「君が見えない」について語らせてもらいました。
最後までお付き合いくださった皆さん、ありがとうございました
来年はNHKの大河ドラマで草彅剛さんの演技が見られますが
いつの日か、また民放で、5人それぞれのドラマを楽しめる日がきっと来る!と信じたい。
その日まで、まだまだ私達の戦いは続く(笑)
最後に
SMAP5人の、ドラマの新作が見たいぞーーー!!!!!!
と叫んでこのシリーズを終わります。
お粗末様でした!