ひらめき電球今回は、“夏場の糖尿病と口腔環境”についてお話しますビックリマーク

 

7月に入り今年の夏も猛暑晴れが予想され、熱中症にも気を付けなければなりません!!

最近の暑さは異常で、お部屋にいるときにも気温の上昇とともに体調の異常も起きやすくなるようですので

注意持病を持たれている方は特に要注意となりますアセアセ

 

【糖尿病の合併症】

糖尿病は日本では1,000万人ほどが罹患していると推定されており、注意すべき病気のひとつです。

慢性合併症の中で、かなりの高頻度にみられるのが、歯科疾患でその代表的なものが重度の歯周病と多発性の虫歯になりますガーン

夏場の暑い時期は、炎天下等で運動療法を普段通り行えず血糖コントロールが難しくなります。

また自己注射を行っている方は気温上昇で全身の血行も良くなりインスリンが効きやすくなる傾向があるので注意が必要なようです。

【夏場の糖尿病と口腔環境】

糖尿病患者さんは唾液の分泌量の減少による口渇(のどの渇き)で口腔内に歯周病や虫歯の細菌が繁殖しやすくなり、口の中が汚れやすくなって口臭がきつくなります👃

あわせて、糖尿病患者は血中だけではなく唾液の糖分濃度も高くなり、リンパ球の殺菌能力が低下するために細菌の繁殖が助長されます。

特に夏場は口腔内の唾液量の減少や唾液の粘性が上昇し、口渇や口臭が顕著に現れてしまいます。

また、糖尿病患者さんは免疫力が低下するので細菌に対する抵抗力や組織の修復力の低下により歯周病になりやすく、治りにくいこともわかっておりますメモ

糖尿病患者さんの7~8割が歯周炎に罹患し、さらに感染に対する抵抗力も弱くなるため、歯周病を重篤化する傾向にあり、歯周病に2倍以上罹患しやすいです💦

 

【歯科医院での定期検診と口腔ケアのススメ】

 

近年の学会報告で、歯周病を治療すると血糖値がコントロールしやすくなり、歯周病の改善が糖尿病の改善に関係することが注目を集めていますチョキ

糖尿病患者の方はお口の中を清潔に保つことで、糖尿病の進行も抑えることができる可能性が高いのですキラキラ

 

※糖尿病とは

糖尿病は膵臓から分泌されるインシュリンというホルモンの欠乏や効果の不足により、血液中に含まれるブドウ糖の量が異常に多くなる高血糖状態が続くことで血管障害を起こす病気です。

重症化すると失明・腎不全・足の切断などQOL(生活の質)を大きく低減させるような合併症や心筋梗塞や脳梗塞などの病気を引き起こすことがあります。

 

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