今回は”誤嚥性肺炎リスク軽減に訪問歯科診療で口腔ケア”をお話します
本日、5月9日は日付の「こう(5)くう(9)」(口腔)と読む語呂合わせから、『口腔ケアの日』だそうです
2017年に一般社団法人・日本口腔ケア学会が口腔ケアの重要性を医療・介護の職種だけでなく、広く一般の人にも考えてもらうことが目的で制定しました。
口腔ケアは、口腔の疾病予防、健康保持・増進、リハビリテーションによりQOLの向上を目指した科学的技術であり、
最近では口腔ケアが全身に良い影響を与えることが明らかになってきました
【口腔ケアの具体的な例】
一般的に口腔ケアとは、お口や義歯の状態を検診し、口腔清掃、義歯の着脱と手入れ、咀嚼・摂食・嚥下のリハビリ、歯肉・頬部のマッサージ、食事の介護、口臭の除去、口腔乾燥予防などを行ないます。
【高齢者に多い誤嚥性肺炎】
誤嚥性肺炎とは食べ物や唾液が誤って気管支に入り起こる肺炎のことです。
高齢になると身体機能が低下してお口の中が汚れがちになってしまいます。
併せて摂食嚥下機能(飲み込む力)や咽頭反射機能(むせる力)も低下してしまいます。
それがゆえ、誤嚥性肺炎が起こりやすくなるのです。
【経管栄養中の口腔ケア】
胃ろう等の管を通して経管栄養をしている場合、口から食べていないので口腔内は汚れカスが溜まらず、口腔ケアは必要ないと思われがちです。ですが、実は口の咀嚼運動(食べる動き)をしないために唾液の分泌も減り、口の中の細菌も繁殖しやすく、ネバついたり、痰が絡みやすくなったり口臭が出たりしますので口腔ケアは、やはり必要なのです。
【歯科医院に通えない方へ訪問歯科診療】
私たちにとって「食べること」は生きていくうえで必要なことです
それは生きるためであり、普段の生活の中の楽しみの一つでもあります。
しかし、お口の状態が悪くて「美味しい食事」ができない方も多数おられます
高齢や長期の入院、障害を持っている有病者など、本人の意思に反することが原因で
歯科医院へ治療に通えない方々がいらっしゃるのです
歯科医院に通院したくても出来ない方に向けて、自宅や施設・病院などに訪問し、
お口のケアや治療をおこなうのが訪問歯科診療です。
当院では、訪問歯科診療の取り組みで「QOL(Quality of Life:クオリティ・オブ・ライフ)の向上」を目指しております
「QOLの向上」とは、人生や生活の質や健康増進を図ったり、有病者の普段の生活の質(苦悩や苦しみも含む)を
少しでも良いものにすることです。
訪問歯科診療をお考えの方は、お気軽にご相談下さいね🎵
訪問歯科診療は、歯科医院より自宅や施設・病院などに訪問致しますが、伺える範囲が
歯科医院より半径16kmと決められています
当院では男鹿市全域に訪問歯科診療を伺っております。
“訪問歯科診療”のご用命は
もりやま歯科医院
TEL:0185-25-3054
(月〜土曜日 9:00〜18:30)
Eメール(代表): info@moriyama-dent.com
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