今年の2月の気候は異常ですね
昨日の秋田市は20.1℃まで上昇しました
睡眠時のかけ布団も、どうしたらよいのか?連日迷います
さて、この度、国立循環器病研究センターが発表した「殿様まくら症候群」をご存じでしょうか?
19世紀の日本で睡眠中に髪型が崩れないために使用していた「箱まくら」のことで、とにかく高さがあります
【殿様まくら症候群とは】
首の血管が裂けてしまう脳卒中の種類があり
その原因が枕が高すぎで起きてしまうのです。
首の骨(頸椎)の左右に位置する椎骨動脈が破裂してしまう特発性椎骨動脈解離のリスクが高まるとの事で起きてしまいます。
要注意なのが12cm以上の高さの枕で国立循環器病研究センターの調査では
特発性椎骨動脈解離の患者さんの53人中18人(34%)が使用し、
53人中9人(17%)の方は、なんと15cm以上の枕を使用していたとの事です
皆さんは普段どんな枕をお使いでしょうか
【歯科医師が選ぶ枕とは】
歯科医院には夜間の歯の擦りあわせ、いわゆる歯ぎしりに困っている方や睡眠不足や睡眠障害等が問題になり日中の居眠りなどで事故につながることもある睡眠時無呼吸症候群の方、噛み合わせの不調和から来る顎関節症の方等、睡眠に関わると思われる患者さんが来院されます。
それぞれの患者さんには、検査させていただき、歯ぎしり用・睡眠時無呼吸症候群用・顎関節用のマウスピースを使用してもらうケースもありますが、患者さんによっては、使用している枕を変えてもらったことで、かなり症状を改善される方もいらっしゃいます
改善した一例をお話しますと
左の顎関節が開ける時に違和感がある女性の患者さんがいらっしゃいました。
骨格のわりにかなり高めのサイズの枕を使用されておりましたので、低めの枕を使用するようアドバイスしたところ、
次回来院時に確認したところ『顎も調子良いし、前より熟睡できる』と症状改善を喜んでいただけたケースもあります
実は私自身も以前は、かなり高めで固めの枕を使用していましたが自分に合った枕の高さを知り、ビックリするほど快適に睡眠できるようになりました
現代社会ではスマホの普及やパソコン業務など目線を下げ頭部を傾げ生活することが多くなっています。
日中、頸椎が頭の重さに耐えながら行動しているのです。
夜間においても合わない枕を使用していると日中の頸椎の付近の筋疲労が取れないばかりか、悪化させかねません
口腔内の夜間の問題は枕や寝具も関係しているかもしれません。
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自分に合った枕を知りたい方は、パーソナルトレーニングで睡眠力診断コースをお勧めいたします。
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