ひらめき電球今回は”体重増加と歯科疾患⁈”についてお話しますビックリマーク

 

一見、体重と歯科!?何で?と思われる方も多い事でしょう。実はとっても関係が深いのです!!

 

【高血圧と歯肉増殖】

体重が増えると一般的に心臓への負担が高まり、血圧上昇をきたします。

高血圧が顕著に現れると病院で検査を受けて、高血圧の薬を処方されることになります。

その血圧の薬の中で、カルシウム拮抗剤の入ったものを服用すると歯肉増殖の副作用が現れてしまう場合がありますタラー

 

【糖尿病と歯周病】

体重が増加傾向にある方は、食事量の増加や運動不足など生活習慣の乱れから糖尿病になる場合も多いようです。

糖尿病は日本では1,000万人ほどが糖尿病に罹患していると推定されており、注意すべき病気のひとつです。

慢性合併症の中で、かなりの高頻度にみられるのが、歯科疾患でその代表的なものが重度の歯周病と多発性の虫歯になりますガーン

また、糖尿病患者は唾液の分泌量の減少による口渇(のどの渇き)で口腔内に歯周病や虫歯の細菌が繁殖しやすくなり、口の中が汚れやすくなって口臭がきつくなります👃

あわせて、糖尿病患者は血中だけではなく唾液の糖分濃度も高くなり、リンパ球の殺菌能力が低下するために細菌の繁殖が助長されます。

また、免疫力が低下するので歯周病になりやすく、治りにくいこともわかっておりますメモ

糖尿病患者の7~8割が歯周炎に罹患し、さらに感染に対する抵抗力も弱くなるため、歯周病を重篤化する傾向にあるのですアセアセ

 

【睡眠時無呼吸症候群】

睡眠時無呼吸症候群は就寝中に呼吸が止まってしまう呼吸器の病気です。

軟口蓋や舌根の沈下により呼吸が閉塞され起きてしまいます。

この睡眠時無呼吸症候群の半数以上の方は肥満が原因と言われています。

十分な睡眠が取れなくなってしまうため、日中に眠気や頭痛などの症状があらわれます。

放っておくと高血圧や脳卒中、心筋梗塞など深刻な病気を引き起こす危険性が約3~4倍高くなりますアセアセ

イビキをかかれる方は要注意ですよ‼️

 

【口の中を噛んでしまう】

加齢による頬の筋肉のゆるみや歯並びの変化により口腔粘膜を誤ってかんでしまう場合がありますが、肥満になることで頬粘膜も内側に張り出す傾向になり、より噛みやすくなってしまいます。

口内炎が長く続くと口腔ガンのリスクも高まりますので注意です。

 

【まとめ流れ星

これらの各疾患予防対策としては、

①体重計測を毎日行う

②暴飲暴食をさける

③軽い運動、ウオーキング等の運動習慣をつける

④睡眠をしっかりとる

⑤禁煙する

⑥口腔ケアを定期的に行う

 

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