映画「幻想のパリ」とアランドロン | 紅の豚・刑事コジャック 森山周一郎オフィシャルブログ Powered by Ameba

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本日は、映画に関するエピソードです。







【映画】





映画「幻想のパリ」
俳優を生業とさせて頂き、夢は映画監督だった。
まだ駆け出しの時、出番が終わっても、他の俳優仲間は休憩に行くが私は休まず作品の作り方を観ていた。
そうやって勉強していたのだ。
TV作品のドラマは前日飲み過ぎて監督が酔いつぶれると、私が監督をやった。
毎日観ているので流れが全て分かるから出来るのである。そうやって30歳で7本監督作品を作った(全日本交通安全協会の映画)ラッキーなプレゼントのお陰で夢が叶った訳であるが「幻想のパリ」パリロケはたった21日間で撮影が終了した、いや、させたのだ。

パリは撮影制限に非常にうるさく、全てパリ観光局の許可を取らないと撮影出来ない。
最終的には隠し撮りで上手い事やったが誰かが通報すると即、パリ警察が飛んで来る。
全く無駄の無い時間割り、台本変更したりエッフェル塔をバックに数分撮るのだってピーポーピーポー飛んで来る!
即撤収!
パリ警察とのせめぎ合いの撮影とも言うべきか。

アランドロンに出演交渉を無謀にもしてみた。
出演料1日3千万!
とてもじゃないけどムリなので丁重にご辞退させて頂いた訳だが「じゃあ」と言ってアランドロンがロケーション用の車を1ヶ月貸してくれた。
窓の無いマイクロバスを改良した物でとても豪華なロケバスだった。お陰様で撮影中はゴージャスな気分を満喫させて頂いた。

言ってみるものである。





監督業 



パリ 







森山周一郎