安全にお留守番させるために.. | moriyama-careのブログ

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名古屋市守山区のもりやま犬と猫の病院の分院ケアセンターです。

トリミング・リハビリテーション・シニア犬のペットホテルを主に取り組んでいます。

こんにちは。メディカルトリマーの大島です。
みなさんの愛犬は、お留守番に慣れていますか?
日常的にお仕事などで留守にする機会が多いご家庭もあれば、普段はなくても突発的な事情でどうしても家を留守にしなければならないこともありますよね😔
群れで生活する犬にとって、ひとりぼっちになる時間が長くなることはストレスになります。だからこそ、愛犬が気持ちよく留守番できるよう飼い主が心得ておきたい環境づくりをご紹介します!


留守番の間、パートナーが快適に過ごせていたら飼い主としても安心して過ごせますよね。事故なく安心に過ごせるよう、留守中の環境は快適さと安全面との両面から考えましょう!!

〈室内の安全性〉
届く場所にイタズラや誤飲誤食につながるものを置かないようにすることは安全面で最も大切なことです。
その他観葉植物などに有毒な成分を含むものや、意外なところでコンセントプラグなどにも注意が必要です。今までは関心がなかったのに、突然興味を示して口にしてしまったというケースもあります。

〈ケージやクレートの利用〉
室内でフリーにするかケージやサークル、クレートを使うかは、家庭によって意見がわかれるところですが、安全面や快適さを考えた時に、愛犬にとってどちらがリスクや負担が少ないかということを考慮し、それぞれに合ったほうを選択してください👍

〈室内の温度・湿度〉
犬が快適に過ごすために推奨される室内の温度は約22~25度、湿度は50%前後です。季節によって冷暖房を使いつつ、調整してください。寒い時期は日の入る場所にブランケットなど用意しておいてあげると快適に過ごせます。暑い時期は急な停電時の対策なども考えておくといいかもしれません😌

〈その他〉
留守中、テレビやラジオなどで人の声を流しておくこともよい刺激になると言われています。リラックスに効果的なアロマや音楽などを流してあげるのも愛犬の留守番ストレスを和らげるのに有効です🎶
音の波動が心身に働きかけ、自然治癒力を高める音楽療法は人間の医療ではすでに使われているセラピーですが、犬にも効果があると言われています🎶

〈退屈させないための工夫〉
長時間の留守番では、性格や年齢によっては退屈して家の中のものをボロボロにしてしまうなどのイタズラや、吠えなどの問題行動につながることもあります。
少しでも楽しく過ごせるような工夫として、知育玩具なども取り入れてみるといいでしょう。
ただし、長持ちするガムやジャーキー、丸呑みしてしまいそうなサイズのおやつやおもちゃなどは、誤飲の可能性あるので注意しましょう⚠️

万が一誤飲してしまった場合は、すぐに病院に連れてきて下さい!誤飲してから時間が経っていなければ対処ができます。

がんばってお留守番してくれた愛犬には、たっぷり遊んだり、おいしいごはんやおやつと一緒に飼い主さんの「ありがとう」の気持ちを伝えつつ、めいっぱいコミュニケーションをとってあげてくださいね😊