期待が高まっていたイオンタウン取手の開発計画ですが、
現地を訪れてみたところ、まさかの光景が広がっていました。
新駅予定地…まさかの「何もなし」
今回足を運んだのは、新駅ができると噂されていたエリア。
ところが実際に訪れてみると、目立った工事の気配はまったくなし。
立体交差の道路が一部作られているような形跡はありましたが、それ以降の進展は見られず、
最近はまったく手が加えられていない印象でした。
取手駅から北東に1km程度進んだ、イオン取手予定地付近かつ駅候補地と噂される場所から北方向の写真
広大な畑に広がる静寂
開発予定地の中心には、いまなお作物が育てられている広い畑が広がっています。
本当にここに大型商業施設ができるのだろうか?と思うほど、
生活のリズムがそのまま残された静かな風景がそこにありました。
このエリアがイオンタウンの建設予定地とは信じがたいほど、日常そのものです。
取手駅から北東に1km程度進んだ、イオン取手予定地付近かつ駅候補地と噂される場所から東方向の写真
計画頓挫の噂も…2025年中の開業は厳しい?
一部では「計画が頓挫したのでは?」という噂も流れています。
現場の様子を見る限り、少なくとも2025年中に目に見えるかたちで何かが完成するとは、
正直考えにくい状況です。
これだけの広大な土地を活用するには相当な準備と時間が必要なはず。
もし本当に進行するのであれば、まずは大規模な整地やインフラ整備が始まるはずですが、
それも見受けられません。
取手駅から北東に1km程度進んだ、イオン取手予定地付近かつ駅候補地と噂される場所から南方向の写真
地域住民の期待はどうなる?
イオンタウン取手の開発は、地域にとっても大きな期待を集めていました。
新しい雇用、新しい買い物環境、そして新駅ができれば街全体の利便性も大きく向上するはず。
それだけに、いまの停滞ぶりは落胆の声も少なくないのではないでしょうか。
取手駅から北東に1km程度進んだ、イオン取手予定地付近かつ駅候補地と噂される場所から北東方向の写真
今後の行方に注目
現地の様子を見る限り、現時点で再始動の兆しはありませんが、
行政や関係企業の正式な発表があるまで、希望を持ち続けたいところです。
大きな期待とともに始まった「イオンタウン取手」計画、
このまま立ち消えになってしまうのか、それとも静かに準備が進められているのか——
今後の動きに注目が集まります。
JA茨城みなみ 農産物直売所から、イオン取手の予定といわれる東方向の写真