映画「ボヘミアンラプソディ」が大ヒットしてますね。

http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/

 

余りに評判が良いので私たち夫婦も先日観に行ってきました。普段ガラガラの映画館も満席でした。見終わった後まわりから「凄く良かった」だの「CD買おう」などと言う声が聞こえてきました。音楽大好きの妻も大喜びで、家に帰ってからもピアノ弾きながらボヘミアンラプソディを歌ってました。

 

LGBTの苦悩が描かれていて社会的なメッセージ性があります。音が素晴らしい。役者も、フレディはやや誇張されていますが他のメンバーは本人かと思うほどです。クイーン好きであってもなくてもお薦めです。ちょっと美化してるんじゃない? って思う部分もありましたが、とても良い映画でした。

 

私は1976年の2回目の来日の時に、名古屋市体育館で生のクイーンを見ているので、妻や娘から羨ましがられています。当時私は高校1年だったかな。友人と二人で行きました。女性ファンの盛り上がりが凄かったのを覚えています。

 

私がロックに目覚めたのは中学3年の頃で、今や死語になっている「プログレ」のオタクでしたので、クイーンはそれほどファンではありませんでした。クイーンファンは圧倒的に女子が多く、そもそもクイーンがブレイクしたのは、日本の女子からなのです。日本で最初に火が付き、その後アメリカやヨーロッパで売れて歴史的なロックグループになったのです。そういうわけできっとクイーンは日本の女性に感謝していたことでしょう。

 

当時の音楽雑誌「ミュージックライフ」ではよくクイーンが特集されていました。私の手元に残っている一冊もそうです(1975年9月号)。

 

当時私は小遣いのほとんどをLPレコードに費やしていましたが、レコードがLPからCDに変わっていく頃私の音楽熱も冷めていきました。そういう訳で、私の手元にあるクイーンのレコードはLPばかり、つまり初期のクイーンのものだけです。中でも3枚目のアルバムとなる「シアーハートアタック」は最初に買ったクイーンでしたので思い出深いものです(名曲「キラークイーン」が収録されています)。