北海道旭川の日本生殖医学会に参加するため9月6日と7日を休診にしていました。台風21号で航空機が飛べるだろうかと心配していたのですがそれは大丈夫だったにも関わらず、9月6日未明に北海道で大地震が発生してしまいました。それでも朝は、行くべきかどうかまだ迷っていたのですが、さすがに学会が中止を発表したため急遽、航空機やホテルをキャンセルして北海道行きを取りやめました。しかし休診は変更できないので、今日はクリニックで雑用(書類やカルテの整理)をしておりました。被災された皆さんの生活が早く復旧されるようお祈り申し上げます。

近頃当院でもエラとエマとアリスが人気です。

と言っても美人三姉妹ではありません(笑)

ERAは子宮内膜着床能検査、

EMMAは子宮内膜マイクロバイオーム検査、

ALICEは感染性慢性子宮内膜炎検査のことです。

 

ARTの治療において、見た目の良い胚盤胞を移植しているのに妊娠しなかったり、あるいは化学妊娠や流産を繰り返している場合の原因としては、移植した胚盤胞自体に何らかの異常があったためであることが多いと考えられています。

 

しかしそれが全てであるとは言い切れません。移植された胚盤胞の方には異常がなく、受け入れ側の子宮内膜の方に異常がある場合もあるのではないかと考えられます。

 

しかし最近まで、子宮内膜の厚さとか、着床の妨げとなる子宮内膜ポリープや、子宮筋腫や、子宮奇形があるかどうかしか子宮側の異常については調べることができませんでした。調べる方法がないためそれ以外は考えても仕方がないというわけです。

 

しかし科学技術の進歩によって、子宮内膜の遺伝子や、そこに存在しているかもしれないごく僅かな細菌の遺伝子を分析することで、着床に関係する新たな検査ができるようになりました。

 

ERAは、簡単に言いますと移植するタイミングが適切かどうかを調べる検査です。例えば凍結融解胚盤胞移植なら、普通は、プロゲステロンの薬を使い出してから5日後に移植しなければ着床しません。しかし一部の人ではそれより早く4日後だったり、逆に遅くて6日後や7日後に移植しないと着床できないという場合があります。その人が、どのタイミングで移植するのが最も着床しやすいのかを調べるのがERA検査です。

 

EMMAは、子宮内膜の環境が着床に適しているかどうかを調べる検査です。例えば腸の中には多くの腸内細菌がいますよね。善玉菌と悪玉菌がいるわけですが、善玉菌が少なくなると便秘や下痢になったり癌になりやすくなったりしますよね。それを改善するために、現代人はビフィズス菌などの善玉菌を増やすヨーグルトなどを採ったりしているわけです。それと同じように、子宮内にも菌が少しだけ存在しているのです。そのバランスを調べて、もしも善玉菌が少ないようならそれを増やすような薬を使ってから移植するように提案するのがEMMAです。

 

ALICEは、感染性慢性子宮内膜炎の原因となる菌がいないかどうかを調べる検査です。微細で慢性的な炎症では熱が出たりお腹がいたくなったり帯下や出血が増えたりなどの症状がないので気づきません。従来からの検査をしても異常が見つからないのです。しかし微量でも細菌が存在すれば、その遺伝子を増幅して解析することで菌がいるかどうかを確定することができます。もし菌が見つかった場合は、それを治す抗生剤などを提案するというのがALICEです。

 

ERA、EMMA、ALICEの具体的な方法や費用などは当院のホームページの「着床の検査」という項目に詳しく書きましたのでご興味のあるかたはご覧ください。

先日5月14日(月)夜10時から、MID-FM761というラジオ局の「一ノ瀬芳翠のモテ字ラジオ」という番組にゲストとして出演依頼があり生出演してきました。

 

この番組は、書道家として国内外で活躍している一ノ瀬芳翠さんが、大村都知事を初めとする東海地方の政治家、企業家、文化人などをゲストとして招いて、その分野の話を聞くという趣旨の番組です。そしてゲストに筆で文字を書いてもらい、その筆跡から人となりを鑑定するというものです。私は仕事にゆかりのある「生」という字を書きました。

 

30分という短い時間でしたが、生放送のスタジオという初めての経験は楽しいもので、不妊症についてはもちろんのこと妻との馴れ初めなど好きなように語ってきました。

 

 

生放送中のスタジオ。この画像は東京に住む娘がインターネットで視聴した際に撮影したものです。

 

一ノ瀬さんの著書を謹呈されましたのでクリニックの待合室に置いておきますね。

ジャズライブ

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日は妻と二人で、友人のジャズギタリストの伊藤くん 

http://hirosato.ciao.jp/
のライブに行きました。

久しぶりのジャズライブ、楽しかったです。

場所は名古屋新栄の老舗ジャズライブハウス「Swing」。

ここは7年前に妻が単独のジャズライブを行った思い出深い場所でもあります。

小ぢんまりして落ち着ける店です。

ドリンクも豊富で、料理もなかなか美味しいですよ。

 

 

店の天井には龍のオブジェ。龍木ならぬ流木で作られたものです。

 

 

新入職員紹介

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3月1日から3人目の胚培養士として倉地秀明さんが入職しました。

倉地さんは三重大学 生命科学科を平成21年に卒業後、

三重大学大学院へと進み平成26年に卒業。
平成29年には博士号を取得しました。

奥さんは助産師で、ともに生殖医療に携わっています。

まじめで明るい性格。当院の心強い戦力となってくれそうです。

 

10周年記念食事会

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2018年1月15日にクリニック開院10周年を迎えました。これを記念して先日某レストランで食事会をしました。開院当初からの勤続10年になる3人(竹野、稲川、荒木)には記念の品を渡しました。また、スタッフからのサプライズで、私と妻の写真を彫り込んだ時計をいただきました。

 

当クリニックはスタッフ全員の仲が良く、チームワークが良いのが自慢です。どうしてそれが良いのかと申しますと、流行りの言葉で表現するなら、ES(従業員満足度)が良いとCS(顧客満足度)も良くなるから、と言うことになろうかと思います。さらなるCSの向上を目指し、これからも従業員一同仲良くやっていきたいと思っております。

 

 

 

レアンドロ展

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東京の学会出張の後で、六本木ヒルズの森美術館に行って来ました。森美術館はお気に入りの美術館の一つで、企画展が素晴らしいのです。2018年4月1日まではレアンドロ展をやってます。レアンドロ・エルリッヒは現代美術家で、日本では金沢21世紀美術館の「スイミング・プール」という作品が有名なので、ご存知の方も多いでしょう。

 

さてその内容は……

 

水のない海にボートが浮かんでいたり、

 

フランスや日本が雲になったり、

 

 

あちらの世界の教室で亡霊になって授業を受けたり、

 

 

ブラインド越しに他人の生活を覗き見たり、

 

鏡の迷宮に迷い込んだり、

 

ビルから落ちそうになったりして、

 

 

レアンドロ展は体験型アートの傑作でした。皆さんも不思議な世界を訪れてみたらいかがでしょうか。

NHK全国学校音楽コンクール

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私の次女は名古屋市立高針台中学(浅田舞、真央姉妹と同中で舞さんとは同級生)の時にNコンの東海北陸ブロックで2年連続優勝しNHKホールでの全国大会に進みましたが敗退しております。それはともかくそういう訳で、私も合唱の良さというものを感じることができるようになったのですが、久しぶりに見た今年の全国大会の金賞、町田市立鶴川第二中学のレベルの高さには驚きを隠せません。録画したものを夫婦で何度も視聴しているこの頃です。