(1)「卵巣年齢」は検査で調べることができる 嘘
ここで言う検査とはAMH(抗ミュラー管ホルモン)のことを指していると思われます。AMHは当院でも調べることがありますが「卵巣年齢」をあらわすものではありません。AMHは「卵巣の中に残っている卵子の数」の目安となるものです。年齢とともに卵子の数は減っていきますので、年齢とともにAMHは下がっていきます。しかしその値は人によって違います。ですから「平均と比較して多いか少ないか」を説明することはできますが、「AMHがこの数値だから何才相当だ」と言うことができません。そしてAMHはあくまで「数」の指標であり「質」の指標ではありません。卵子の数が少なくても、質が良ければ妊娠することができます(数が多くても、質が悪い場合は妊娠しません)。では質の良い卵子があるかどうかの指標はあるのでしょうか? あるとすればそれこそがより卵巣年齢というものに近いのではないでしょうか。その指標はあります。それは「実年齢」のことです。
これは本当 AMHは卵子の数をあらわす。卵子の質を反映するのは実年齢である。
ここで言う検査とはAMH(抗ミュラー管ホルモン)のことを指していると思われます。AMHは当院でも調べることがありますが「卵巣年齢」をあらわすものではありません。AMHは「卵巣の中に残っている卵子の数」の目安となるものです。年齢とともに卵子の数は減っていきますので、年齢とともにAMHは下がっていきます。しかしその値は人によって違います。ですから「平均と比較して多いか少ないか」を説明することはできますが、「AMHがこの数値だから何才相当だ」と言うことができません。そしてAMHはあくまで「数」の指標であり「質」の指標ではありません。卵子の数が少なくても、質が良ければ妊娠することができます(数が多くても、質が悪い場合は妊娠しません)。では質の良い卵子があるかどうかの指標はあるのでしょうか? あるとすればそれこそがより卵巣年齢というものに近いのではないでしょうか。その指標はあります。それは「実年齢」のことです。
これは本当 AMHは卵子の数をあらわす。卵子の質を反映するのは実年齢である。