ひざ痛がでだしたのは、背中こりよりも後のことで、
僕はよく、長距離(5kmほど)を歩いたりするのですが、
終盤にひざの外側が痛みだして、
特に階段を降りるときとか痛んだりしました。


 しかし翌日には治ってたりするので、そう問題ないながらも、
これがよく聞く、ひざを痛めるというやつだなと思って、
改善策を考えようと調べていました。
 すると、ひざは前後左右4つのじん帯(筋肉の端の部分)
で支えられていることから、
 僕は一般的な脚の柔軟やトレーニングは元々よくやるのだけど、
考えてみればひざ外に対してはしてないよなと気づき、
ひざのじん帯は車のサスペンション的に衝撃を吸収していて、
負荷がかかるのに大きな動きのない、ひざ外のじん帯が硬くなって、
衝撃を吸収しきれず痛んでいるのではと、
ひざ外の柔軟を重視してみることにしました。


 一応ひざ外の柔軟というのは足を交差させる方法とかあるけど、
そもそも逆の足がじゃまになるし、バランスもとりづらく、
それで普及してなのかなとも思った。
 さらに半跏思惟像のポーズ的なのも考えたけど、
これらは内もものストレッチにもなってるので、
やりすぎると、ひざ外より内ももの負荷が大きすぎて、
つるみたいな感じになったので、しばらく中断して、
両足を前にのばした状態から、片足を内側に曲げる、
写真のようなポーズに落ち着きました。

 これは曲げた足先の下に座布団をそのままか二つ折りで入れて、
負荷を調節もできます。
また、重心が後ろに下がるので座椅子や壁を背にするとやりやすい。
 ひざの場合は反動的に痛むとかはなかったし、
あぐらの変形的座り方なので、特に問題はでないでしょうけど、
両足をこまめに入れ替えてやるのがいいでしょう。


 それを続けるとひざが痛むことがどんどんなくなってきました。
加えて、背骨の場合も頭や腕から負荷がかかるのに、
横方向は動かないから筋肉が硬くなって具合が悪くなるのは、
背中こりも同じではと考え、最初に紹介した肩甲骨ストレッチを
作る元になったわけです。

 ひざ痛にもいろいろあるようなので、
怪我や骨から異常などの重症は無理そうですが、
ひざ外のストレッチをしてないのは多くの人がそうでしょうし、
同様の軽い症状なら効く可能性は高いのではと思われます。