先日、おかだ紅雪庭(旧おかだ邸)にそば打ちの名人
広島県にあるお店「達磨」の高橋邦弘名人が来ると言うので行って来たよ。
岡田邸に入るのは初めて。
前の道路を通るだけだから、いつもスルーだったしなぁ。。。
その昔も、ここは古い建物があるなぁ位にしか思ってなかったんだよね。
岡田さん家だろ。
はい、きっとそこが玄関でしょうね。
この中でそば打ちしてるんですかね?
でも、どうみてもそこは、扉だけの様子です。
一応、岡田さんの表札付いてました。
現在は中は壁になってて、埋められちゃってました。
でも、正直、ここが入り口だろうって思ってたんだよね。
こちらが本当の入り口。
あ~、綺麗なつくりになってるわ。
そうだよね、あそこからじゃ、店じゃなくて、普通のお宅に
お邪魔する感じになっちゃうもんね。
名人が既にそば打ちに入ってた。
何をもってそば打ちの名人って事になるのかは、素人にゃぁわからぬ。
きっとそば打ちを普段からしてる人にしたら、とてつもない技が
有るんだろうな。
たとえば、そば粉の塊がこんな綺麗な円にならないとか・・・
よぉし最近そば打ちに凝ってるから技を盗んでおこう。
はい、じゃんじゃん、盗んでください。
で、周りの方にもうそばだか、うどんだか、わからない物を食べさせ
無いようにしてあげてください。
しっかり、目に焼き付けて体で覚えてくださいね。
この切るのが実はとても難しい。
私もロケで何回かやらせてもらったけど、切るのは本当に難しく
自分でかなり細いって思ってても、茹でると、かなり太くなるんだよね。
この技術もきっと、名人と言われるところなのかもしれないな。
どうだ、参ったか!!
いや、名人には参りましたけど、小滝さんには何も参ってないですよ。
でた、マギー小滝の話のすり替え。
満面の笑みですが、小滝さんも、見てただけですからね。
いやぁ、疲れたから、一杯行くか。
だから、小滝さんは今日はそば打ちしてないんですってば。
ただ、見てただけですよ!!何で自分が作った気になってるんですか。
で、昼間からビールって・・・・しかも、アルコール0%で!!
お昼のコース 昼御膳 3000円
お昼にしたらかなり良いお値段だね。
料理長おすすめの一品と、本日のお重、もりそば、デザートがセットに
なってて、一日限定20食らしいんだ。
この日は、名人が来てたから、結構な人数が来ていたよ。
よし、食うぞ!
いや、食べますよ、頂きますよ。
大根の煮つけ。
凄く優しい味付けで、大根もかなり柔らかく煮付けられてたよ。
解らないけど、京風に炊いたって感じかな。
かき揚げのチーズ乗せ。
野菜のかき揚げにチーズをたっぷり乗せてある。
これって、かなり珍しいね。
でも、チーズの味は全然邪魔も主張もしてなかったんだよね。
面白いわぁ。。。
鬼太郎の目玉のオヤジ風に仕上げてみました。
何だか、凄く楽しそうで、名人の技を見て、少し興奮気味でしたので、
あえて、湯飲みの中に入れてみました。
これも、名人のなせる技です。
こんにゃくの刺身。
これはどうのこうのってよりも、私ぐらいじゃ、あぁこんにゃくだなって
位にしか思わなかったんだよね。
ただ、向こうが透けて見えるほどの、透明感に、薄切り、この技術は
凄いねぇ・・・・
女将の富士子さんが来てくれた。
岡田邸の代表理事も勤める高橋富士子さん。
この日も、お客さんのお迎え、お見送りと、大忙しの
ご様子でした。
お着物がとても素敵でございました。
さて、出来上がりました、名人のそば
見た感じからは、名人が作ったのか、誰が作ったのかは
私には、さっぱり解らない。
ただ、解ることは、あ~~これは、もりそばだなって思った。
さて、食うか。
ここでも、いつもどおり打点の高さは変わらない。
ただ、名人のそばなので、一回そばに祈りを捧げている様にも見えるのが
不思議だよなぁ。。。
若干緑がかってる。
切り方は好みの細切り、ここが名人の技の見せ所だったんだろうね。
均一に、細く切られてるそばは、喉越しもいいし、ツルッて入る。
そう言えば、そば打ちの名人って、つゆの作り方も合わせて
名人なんだろうか・・・
勿論、つゆも、名人のつゆだとは思うんだけど・・・
上げ過ぎだし!!
祈りを捧げるのは、解りますが、フレームから
はみ出ちゃってるじゃないですか!
どこまで、上げればいいんですか!!
しかも、大量に一気に持ち上げるもんだから・・・・・・
もう無くなっちゃった。
はやっ!!
あんなに一気に持ち上げたら、そりゃ、無くなっちゃいますわな。
まだ私が一口しか食べてないのに、もう蕎麦湯ですか。
ビール二本(アルコール0%)空けて、最後に蕎麦湯で〆る。
名人は車で来てたんだね。
これで、全国のイベントに行ったりしてるんだろうね。
お弟子さんかな、結構何人かの人がいらっしゃったな。
ただ、名人、達磨って位だから、一言も喋ってなかったんだよな。
イベント的な感じでやってたから、もう少し、名人の話とか、
交流する部分があったらもっと良かったんだけどな。
まぁ、なんと言うことでしょう。
この入り口に、素敵なお着物で女将のお見送り。
いやぁ、同じ時間でも、素敵な時間をすごさせていただけました。